きょうの料理レシピ
ヒカド
【郷土料理 長崎県】小さく角切りにした魚や肉、野菜をだしで煮て、おろしたさつまいもでとろみをつけた、やさしい味わいの煮込み料理です。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/280 kcal
*1人分
調理時間
/30分
*干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ぶり (切り身) 60g
- *まぐろでもよい。
- ・豚バラ肉 (塊) 60g
- ・さつまいも (小) 1本(約100g)
- ・大根 60g
- ・にんじん 40g
- ・干ししいたけ (小) 2枚
- ・だし カップ2
- ・干ししいたけの戻し汁 カップ1/2
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
- ・塩 小さじ2/3
- ・細ねぎ (小口切り) 適量
つくり方
1
ぶり、豚肉はそれぞれ1~1.5cm角に切り、サッと湯通しする。
2
さつまいもは2/3量を1~1.5cm角に切る。残りは皮をむき、水にさらしておく。大根、にんじんは1~1.5cm角に切る。干ししいたけは水で戻して軸を除き、1~1.5cm角に切る。戻し汁はあとで使うのでとっておく。
3
角切りのさつまいも、大根、にんじんはそれぞれ熱湯に入れ、サッと湯通しする。
4
鍋にだしと干ししいたけの戻し汁を沸かし、1と干ししいたけ、大根、にんじんを加えて約15分間煮る。角切りのさつまいもを加え、さらに5分間煮る。
5
材料が柔らかくなったら【A】の調味料を加え、味を調える。残りのさつまいもをすりおろして加え、全体をサッとかき混ぜる。さつまいもに火が通り、全体にとろみがついたら火を止める。
6
器に盛り、細ねぎを散らす。
全体備考
名の由来は、ポルトガル語の「Picado(細かく刻む)」から。江戸時代に伝わった西洋の煮込み料理を原型とし、日本の食材で代用して今日のような形になったとされる。
きょうの料理レシピ
2014/11/05
【日本縦断 秋の郷土料理大集合!】四国~九州編
このレシピをつくった人
浜崎 典子さん
料理学校の校長を務めた経験を生かし、料理番組や雑誌のフードコーディネート、講習会など各種メディアで活躍している。郷土料理にも造詣が深い。
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