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きょうの料理レシピ

五目豆

好みの具でおいしくつくれますが、大豆と相性のよい昆布を加えると、味にグンと深みが出ます。日もちのする常備菜です。

五目豆

写真: 鈴木 雅也

エネルギー /1140 kcal

*全量

調理時間 /110分

*大豆を戻す時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・大豆 (乾) カップ1(150g)
・れんこん 60g
・ごぼう 1/4本(60g)
・にんじん 1/3本(60g)
・こんにゃく 1/4枚(60g)
・昆布 (10cm四方) 1枚(10g)
・きび糖 カップ3/4~1
*または砂糖。
・塩 小さじ1/4
・酢
・しょうゆ 大さじ1+1/3

つくり方

1

大豆は水につけて手のひらで軽くこするように手早く洗い、ざるに上げる。鍋に入れて水カップ3と塩小さじ1/4を加え、一晩おいて戻す。

! ポイント

塩を入れて戻すと、煮たときに皮がとれにくい。戻し汁ごと水煮するので、鍋の中で戻すとよい。

2

1の鍋に少しずらしてふたをし、強火にかける。煮立ったらアクを取りながら、弱めの中火で約1時間煮る。途中で煮汁が少なくなったら適宜水を足し、常にヒタヒタの水加減で煮る。

3

れんこんは小さなさいの目切りにし、薄い酢水につけて水けをきる。ごぼうは皮をこそげて同様に切り、水に浸して水けをきる。にんじん、こんにゃくも同様に切り、こんにゃくは水からゆで、煮立って2~3分間したらざるに上げる。昆布はぬらした布巾でサッと拭いて1cm四方に切る。

! ポイント

具の大きさをそろえることで、均一に火が通り、見た目よく仕上がる。

4

2の大豆が柔らかくなったら3を加え、ヒタヒタになるまで水を足す。少しずらしてふたをし、約5分間煮たら、きび糖を加える。

5

野菜が柔らかく煮え、煮汁が約1/3量になったら、しょうゆ大さじ1+1/3を加える。鍋を時々揺すって上下を返し、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。

全体備考

【目指すポイント】
豆はふっくらしっかり味を煮含める。

【先に大豆だけを水煮しておく】
大豆は柔らかく煮えるまでに時間がかかるので、具を加える前に水煮しておきます。これで、大豆はふっくらとし、ほかの具もちょうどよい食感に仕上げることができます。

【保存】
冷蔵庫で3~4日間保存できる。

きょうの料理レシピ
2014/10/13 おふくろの味 定番100

このレシピをつくった人

清水 信子

清水 信子さん

(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

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