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きょうの料理レシピ

かぼちゃの煮物

煮汁を残すように仕上げ、味を含ませてしっとりと。煮くずれる直前くらいが、家庭ならではのおいしさです。

かぼちゃの煮物

写真: 木村 拓(東京料理写真)

材料

(つくりやすい分量)

・かぼちゃ 1/4コ(正味420~440g)
・昆布 (10cm四方) 1枚
【煮汁】
・水 カップ2+1/2
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ2+1/2
・しょうゆ 小さじ2
・うす口しょうゆ 小さじ1

つくり方

1

鍋に昆布を敷いて【煮汁】の水を入れ、昆布を戻しておく。

2

かぼちゃは種を取る。最初はスプーンでザックリ取り、残りは手で取り除く。

3

食べやすい大きさに切り、皮が横になるようにまな板に置き、包丁でところどころ皮をそぐ。

! ポイント

皮を少しそぐことで、味がよくしみ、見た目もきれいに仕上がる。

4

1の鍋に酒を入れてかぼちゃを並べ、中火にかける。煮立ったら落としぶたをし、弱火にして煮る。

! ポイント

火が強いと煮くずれしやすいので、必ず弱火で。

5

竹串がようやく通るようになったら、昆布を取り出し、砂糖を加えて3~4分間煮る。

6

しょうゆとうす口しょうゆを加え、煮立ったらごく弱火にし、さらに3~4分間煮る。火を止めてしばらくおき、味を含ませる。

! ポイント

【煮汁】をたっぷり残して仕上げる。

全体備考

【ワタは少し残して】
 料理屋さんではワタはきれいに取り除きますが、家庭でつくるなら、多少残すのがおすすめ。ワタの部分はうまみが濃く、煮汁を程よく含むので、トロッとおいしく仕上がります。

きょうの料理レシピ
2014/08/18 おふくろの味 定番100

このレシピをつくった人

後藤 加寿子

後藤 加寿子さん

茶道の家元の家に生まれる。日本料理の奥深い知識に裏打ちされた、シンプルかつ現代的な和食のレシピを提案。食育にも力を入れ、和食文化国民会議副会長を務める。

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