きょうの料理レシピ
ぶりの鍋照り
厚めのぶりの切り身をフライパンで照り焼きにします。昭和の台所では、「ぶりのビステキ」なんて呼ばれることもありました。ふっくら香ばしく仕上がれば、ご飯のお供にピタリ。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/360 kcal
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・ぶり (切り身) 2~3切れ
- *1切れ100~110gのもの。 2切れでも3切れでも、たれの分量は同じでよい。
- 【たれ】
- ・砂糖 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- *なければ省き、砂糖を大さじ3に増やす。
- ・サラダ油
つくり方
1
ぶりは表面の水けを紙タオルで押さえる。フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、ぶりの表側を下にして並べる。
! ポイント
表裏を考えて、盛り付けたとき上になる側を先に焼きます。
2
焼き色がついたら裏返し、フライパンに残った脂を紙タオルで拭き取る。
! ポイント
脂を除いておけば、魚独特のにおいも気にならず、たれの「のり」もよくなるんです。
3
いったん火を止めて、【たれ】の調味料を加え、軽く混ぜて再び火をつける。
! ポイント
調味料を加えるときは、火を止めれば慌てることもありません。
4
【たれ】がやさしく煮立つ程度の、ごく弱火にし、ふたをして5分間ほど火を通す。
! ポイント
蒸し焼きにするので、身がふっくら。火が強いと身が縮むこともあります。
5
ふたを取って中火にし、切り身を裏返し、【たれ】をすくってかける。上下を返し、【たれ】がトロリとしたら器に盛る。
! ポイント
焼けてくると身が割れやすくなるので、そっと裏返しましょう。
きょうの料理レシピ
2014/01/16
土井善晴のホッとするごはん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
つくったコメント