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きょうの料理レシピ

小豆のベジタブルカレー

辛みをしっかりと効かせるので、小豆の甘みとうまみが際立ちます。小豆の魅力を再発見できますよ。

小豆のベジタブルカレー

写真: 高橋 栄一

エネルギー /490 kcal

*1人分

調理時間 /90分

*カレーベースを冷ます時間は除く。

材料

(2人分)

【小豆のカレーベース】*つくりやすい分量
・小豆 (乾) 200g
・にんにく (つぶして粗く刻む) 2かけ分
・たまねぎ (粗みじん切り) 1コ分
・セロリの茎 (粗みじん切り) 1本分
・カイエンヌペッパー 小さじ1/3
*赤とうがらしを乾燥させて粉末にしたもので、 辛みが強い。
・カレー粉 大さじ2
・はちみつ 小さじ2
・トマトピュレ カップ1
・顆粒(かりゅう)チキンスープのもと (洋風) 小さじ1+1/2
・カシューナッツ 15g
・オクラ 4本
・パプリカ (赤/1cm幅に縦に切る) 4枚
・かぼちゃ (薄切り) 4枚
・なす 1コ
・ご飯 (温かいもの) 240g
・レモン汁 適量
・オリーブ油
*またはサラダ油。
・塩
・こしょう

つくり方

小豆をゆでる
1

小豆は洗って水けをきり、水カップ4とともに鍋に入れて中火にかける。沸騰したら弱火にし、柔らかくなるまでゆでる(豆の状態にもよるが、35~45分間が目安)。途中、アクが出たら取る。

! ポイント

ゆでる間に水分が少なくなったら、差し水をする。

2

1粒食べてみて、柔らかくなっていたら火から下ろす。ゆで汁を取り分け、水を加えて600mlにする。

小豆のカレーベースをつくる
3

鍋にオリーブ油大さじ2、にんにくを入れて弱火で炒める。香りがたったら、たまねぎを加えて中火で炒める。たまねぎが薄い茶色になったらセロリの茎を加えて炒め、脇に寄せる。

4

あいたところにオリーブ油大さじ1を入れ、カイエンヌペッパーとカレー粉を混ぜて加える。弱火で炒めて香りを出し、全体を混ぜる。

5

はちみつとトマトピュレを加えて中火で煮立て、2のゆで汁と水、顆粒チキンスープの素を加える。

6

フードプロセッサーにカシューナッツを入れ、細かくつぶす。

! ポイント

フードプロセッサーがなければ、すり鉢ですりつぶすか、ポリ袋に入れて麺棒を転がしてつぶしてもよい。

7

5が煮立ったら小豆を加え、水分が少なくなり、とろみがつくまで煮る。6と塩小さじ1+1/4を加えて火を止める。

カレーを仕上げる
8

オクラはガクを取り、塩少々で表面をこすってうぶ毛を取り、パプリカ、かぼちゃとともに少量の熱湯でサッとゆでる。

9

なすはヘタを取り、縦四つ割りにする。フライパンにオリーブ油少々を熱し、なすを皮を下にして入れ、弱火で両面をこんがりと焼く。続いて、ゆでたパプリカ、かぼちゃもなすと同様に焼き、好みで塩・こしょう各少々をふる。

10

器にご飯を盛り、7の小豆のカレーベースを1/7~1/6量ずつかけ、レモン汁をふる。なす、パプリカ、かぼちゃ、オクラをのせる。

全体備考

【小豆のカレーベース】
でき上がりは約1050gで、6~7人分。残りは冷まし、ジッパー付きの保存袋に1~2人分ずつ小分けして冷凍保存するとよい。約3週間保存可能。

きょうの料理レシピ
2013/10/21 スタイリッシュシニアの豆レシピ

このレシピをつくった人

鮫島 正樹

鮫島 正樹さん

ヨーロッパ家庭料理をベースとした、身体にやさしく、つくりやすいレシピを提案、自ら日々、実践している。エレガントなヨーロッパ伝統菓子も得意とする。メニュー開発分野でも長年、活動。
フード アート アンド デザイン シィ(東京都)
近著に「サメジマ式シニアごはん」(NHK出版)。

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