きょうの料理レシピ
手づくり塩こうじ
材料もつくり方もシンプル。この塩こうじの塩分は約13%ですが、市販の塩こうじを料理に使う場合は塩分がさまざまなので、適宜加減するのが大切です。
写真: 野口 健志
エネルギー
/570 kcal
*全量
材料
(つくりやすい分量)
- ・米こうじ 200g
- *生
- ・塩 70g
- ・水 250ml
つくり方
1
米こうじをボウルに入れ、手のひらにはさんでこすり合わせ、1粒ずつにほぐす。
2
塩を混ぜ、手でギュッと握る。手のぬくもりで、こうじの香りがたち、全体がしっとりとするまでもむ。握った指の跡が残るくらいが目安。
3
水を注ぎ、手のひらで米こうじをはさんでこすり合わせる。とろみが出て、全体がミルク状になるまでなじませる。
4
ふた付きの保存容器に移して常温におき、1日1回混ぜて1週間ほどおく。全体がトロリとして、ほんのりと甘みを感じるようになればよい。
全体備考
【保存】
ふたをして冷蔵庫に入れ、6か月を目安に使いきる。長期保存したい場合は、冷凍庫に入れ、冷蔵庫で解凍して使用する。
【乾燥米こうじを使う場合】
表示どおりに戻し、200gを同様に使う。
【ミキサーにかけてなめらかにしても】
こうじの粒が気になる場合は、塩こうじをミキサーやフードプロセッサーにかけてなめらかにしてもよい。食材にムラなくなじみやすくなる。
◆このレシピをつかった料理はこちら
塩こうじ数の子
ぶりの塩こうじ焼き
塩こうじえびの蒸し煮
塩こうじかぶらなます
鶏雑煮
きょうの料理レシピ
2012/12/12
おせち
このレシピをつくった人
浅利 妙峰さん
糀屋本店 こうじ屋ウーマン。大分県佐伯市で1689年に創業し、米糀の専門店として320年以上続く「糀屋本店」の9代目。家庭の台所で手づくりの調味料としての麹の活躍の場が途絶えてしまうことを危惧し、もっと身近に麹を感じてほしいと麹文化の普及に国内外を問わず東奔西走する日々。5人の子どもの母。調味料として、各国の料理に麹を使う。
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