うどんの冷やだれ
風味豊かな冷やだれを、たっぷりかけてどうぞ。うどんも打ちたて、ゆでたてなら味も格別です!
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*うどんをねかせる時間は除く。
材料
(4~5人分)
- 【うどん】
- ・薄力粉 500g
- 【A】
- ・塩 30g
- ・水 250ml
- 【冷やだれ】
- ・えごま (黒/または白ごま) 50g
- ・みそ 70g
- ・水 500ml
- ・きゅうり 1本
- ・ねぎ 1/2本
- ・青じそ 10枚
- *あれば赤じそ。
- ・かたくり粉 (打ち粉用)
- ・塩
つくり方
【A】をよく混ぜて塩をしっかり溶かす。大きなボウルに薄力粉を入れ、【A】の塩水を様子を見ながら少しずつ加え、指先で円を描くように混ぜて、塩水を行き渡らせてまとめていく。
手のひらの付け根の広い面で押し込むようにしながら、10分間ほど生地をこねる。手にもボウルにも生地がつかなくなり、表面がなめらかになり、つやが出てくればOK。
まとまった生地が空気に触れないようにポリ袋で包み、室温で約1時間おく。
室温が高い場合は、生地がだれたり、傷まないよう、冷蔵庫で約2時間おく。
作業台に打ち粉のかたくり粉をふり、麺棒で生地を薄くのばす。
薄くのばした生地の表面に軽くかたくり粉をふり、ふとんをたたむように折り返す。
たたんだ生地を端から約5mm幅に切る。切り終わったらかたくり粉をふってほぐしておく。
太さにばらつきがあると、ゆで上がりに差が出るので注意。
大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、うどんをほぐしながら入れ、約4~5分間ゆでる。
うどんがゆで上がったらざるに上げ、流水で洗う。粗熱が取れたら、氷水の中でもみ洗いする。表面のぬめりが取れて、うどんがキュッとしまったらでき上がり!
フライパンにえごまを入れて、ごく弱火にかけて、揺すりながら炒る。
強火で炒りすぎると、苦みが出て風味が失われるので注意。
9のいりたてのえごまをすり鉢に入れ、しっとりしてくるまですりこ木で半ずりにする。みそを加え、全体がなじむまで丁寧によくすり合わせる。
水を少しずつ加えて、なめらかに溶きのばす。
きゅうりは小口切りにして、塩小さじ1を加えてもむ。ねぎはみじん切りにする。青じそは粗くちぎる。すべてをボウルに入れて、水でサッと洗い、アクと塩けを抜く。ざるに上げて水けをギュッと絞る。
12の薬味をすり鉢に加えて、全体を混ぜる。8のゆでたてのうどんにからめて、さぁ召し上がれ!
【“じゅうねん”と呼ばれて愛される福島の“えごま”】
えごまはシソ科の一年草。福島の特産で“じゅうねん”と呼ばれています。ご当地では、ごまあえも普通のごまではなく、えごまを使うのが一般的。黒と白がありますが、黒のほうがより独特の風味があります。フライパンでごく軽くいって、塩を混ぜてご飯にかけても。
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