オクラと長芋のいまどき酢の物
だしをきかせたいまどきの三杯酢は酸っぱすぎる酢の物が苦手な人にもぴったり。サラダ感覚でモリモリいけますよ!
写真: 野口 健志
*1人分
つくり方
熱湯に塩を入れ(熱湯カップ3に対して塩小さじ1/2)、オクラを入れる。浮いてきたら網じゃくしなどで押さえ、再び沸騰したら1分間ゆで、冷水にとって冷まし、水けをきる。ヘタを切り、斜め半分に切る。
オクラは火を通すと粘りが強くなるので、ゆでてから切るのがベスト。味がぼやけないように、必ず冷ましてから水けをよくきること。小口切りではなく、大きめに切るのもポイント。
長芋は皮をスプーンでこそげてサッと洗い、水けを拭いて4cm長さ、1cm角の拍子木形に切る。
長芋は、半分に切ったオクラの長さにそろえると、口に入ったときに同じバランスで食べられます。
ゆでだこは薄いそぎ切りにする。
ゆでだこは塩辛いこともあるので、まず端を食べて味を確認。塩けが強ければ薄切りに、そうでもなければ厚めに切るなどして、切り方で対応しよう。
4のボウルに1、2、3を加え、サッとあえて器に盛る。
酢につけておくと、オクラと長芋は色が悪くなり、たこはしまって堅くなるので、食べる直前にあえるのがベスト。
《ここをマスター》
・基本の三杯酢を覚えたら、だしをきかせたいまどき三杯酢もマスター。
・酢の物=きゅうり&わかめから離れ、サラダ感覚で食べられる食材の組み合わせを考えよう。
・食べごたえのある切り方をして、大きさもそろえよう。
・「あえ物3原則=1_具は冷めたもの 2_水けをきる 3_食べる直前にあえる」を守ろう。
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
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