きょうの料理レシピ
鶏肉と野菜の含め煮
鶏肉と野菜のうまみがじんわりとおいしい一品です。下ゆでしたり、時間差で食材を加える煮方を覚えましょう。
写真: 野口 健志
エネルギー
/250 kcal
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
つくり方
1
ごぼうは包丁で皮をこそげて、小さめの乱切りにして水に2分間さらす。熱湯で5分間ゆでて、水けをきる。
! ポイント
ごぼうはアクもあり、ほかの食材よりも火が通りにくいので、先にサッとゆでておきます。このように煮始めの状態をそろえておくと、ほかの食材と一緒にちょうどよく煮上がります。
2
にんじんは皮をむき、四つ割りにし、小さめの乱切りにする。さやいんげんは筋を取り、3cm長さに切る。鶏肉は3cm角に切る。
! ポイント
ここでもサイズは小さめにそろえて。
3
鍋に【A】のだしを中火で煮立て、鶏肉を入れて、煮立ったら弱火にしてアクをすくう。
4
ごぼうとにんじんを加え、再び煮立ったらふたをして、弱火で5分間煮る。さらにいんげんも加えて2分間煮る。
! ポイント
煮物をするうえでは、各野菜の火の入り方、色の変化を知っておくのも大事。
5
鍋を傾けて、【A】のうす口しょうゆとみりんを加え、ごぼうとにんじんが柔らかくなるまで、煮汁を回しかけながら7~8分間煮る。
6
煮汁の味をみて、塩けが足りなければうす口しょうゆ少々、甘みが足りなければみりん少々で味を調える。火を止めて、そのまましばらくおいて味を含ませる。
全体備考
《ここをマスター》
・堅い野菜、アクが出る野菜は下ゆでをして、煮る時間をそろえる。
・基本的な切り方と煮方は「彩り野菜のすっきり含め煮」を参考に。
・サッと火を通したい野菜は、時間差で投入。
きょうの料理レシピ
2012/07/09
6か月で!レパートリー倍増計画 夏野菜をもっとおいしく
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
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