ハーブ酵母のパン
ハーブ由来の酵母で焼き上げたパンは、豊かなハーブの香り、爽やかな風味口に広がります。自然の息吹をたっぷり感じるパンですよ。
写真: 鈴木 雅也
*全量
*ハーブ酵母水をつくる時間、生地を発酵させる時間を除く
つくり方
ボウルから生地を取り出し、台に打ち粉適量をふりながら、手の腹全体に体重をかけるようにして、両手でよくこねる。表面にしわがなくなり、ツルッとしてきたら、丸くまとめる。
生地がなめらかにのび、表面がすべすべになる状態を目指して。
2をボウルに入れ、ポリ袋または布巾をかぶせて乾燥を防ぎ、30℃前後の場所に12時間ほどおく。1.5〜2倍にふくらんだら、一次発酵終了。
乾燥を防ぎつつ生地が呼吸できるようふんわり覆って一次発酵。
3の表面を傷つけないようにボウルから取り出し、打ち粉を軽くふって、4〜6等分にする。表面に継ぎ目があまり出ないように、くるくる丸める。
空気を抜くような感じで、くるくるとやさしく丸めて。
天板にオーブン用の紙を敷いて、30℃前後の場所に約1時間おき、二次発酵させる。パンの周りに熱湯の入った瓶などを置いて温度調節してもよい。発酵を終えたら、生地の上部に料理ばさみで、5mm深さの切り込みを入れる。
ふっくら、ツヤッとなったら二次発酵は終了!
200℃に温めたオーブンに入れ、15〜20分間焼く。ふっくらとふくらみ、表面全体に香ばしい焼き色がついたら、焼き上がり!
パリッと香ばしくきれいな焼き色がついたら完成!
《ハーブ酵母水をすぐ使わないときや、残ってしまったときは…》
ハーブ酵母水はパンをつくるだけではなく、肉や魚などを漬けると、酵母の力で、煮ても焼いても、しっとりと柔らかに仕上がります。すぐ使わないときや、残ってしまったときには、ぜひお試しを。
生地がうまくふくらまなかった時に
ハーブ酵母のピザ
このレシピをつくった人
河合 真理さん
和食をベースに、独自の発想で素材の味を生かした新感覚の料理が人気。ざん新な切り口の料理書「迷宮レストラン~クレオパトラから樋口一葉まで」が好評。祖母は、料理研究家の草分け的存在の阿部なをさん。
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