チキンロール
ミートローフのタネを鶏肉で巻いてゆで、冷製の一皿をつくります。ゆですぎず、余熱で火を通すのがジューシーに仕上げるコツ。
写真: 松島 均
*1人分
*ゆでたチキンロールの冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
- 【ミートローフのタネ】
- ・合いびき肉 50g
- ・パン粉 大さじ1
- ・牛乳 小さじ1
- ・みそ 小さじ1/2弱
- ・鶏もも肉 1枚
- 【ソース】
- ・アボカド 1コ
- ・オリーブ油 大さじ1
- ・フレンチマスタード 大さじ1
- ・リーフレタス 適量
- ・ベビーリーフ 適量
- ・オリーブ油 適量
つくり方
【ミートローフのタネ】をつくる。パン粉を牛乳に浸してなじませてから、残りの材料とともにボウルに入れ、つかむようにしてよく練り混ぜる。鶏肉は皮を下にして置き、身の厚い部分に包丁を入れて開き、厚みを均一にする。鶏肉の幅に合わせてタネを横長にのせ、手前からしっかり巻く。アルミ箔(はく)で巻き、両端をねじって閉じる。
鶏肉の身の厚みを均一にしてからタネを巻けば、きれいに巻けて、加熱のむらも防げる。
1を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて強火にかける。沸騰したら中火にして15~20分間ゆでる。鍋から取り出してアルミ箔に包んだまま冷まし、冷蔵庫で冷やす。
肉をアルミ箔で包んでゆでる。こうすると巻いた形がくずれず、うまみも閉じ込められる。
アボカドは縦にグルリと包丁を入れて半割りにし、種を除く。果肉をスプーンですくって残りの材料と合わせ、つぶしながら混ぜる。【ソース】を皿に敷き、2のアルミ箔をはがして4等分に切ってのせる。ちぎったリーフレタス、ベビーリーフにオリーブ油をからめて添える。好みで塩(分量外)をふって食べる。
【食材メモ】
◆フレンチマスタード◆
マスタードの粉末と、酢、塩などを合わせた調味料。辛みは弱く、まろやかな酸味が特徴。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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