冷製ロールチキン
ゆでるだけの簡単メニューですが、たこ糸で形を整えてつくると豪華さがアップします。手づくりハム感覚でオードブルにしたりメインディッシュとして楽しんだり。好みで温めてもおいしい!ゆで汁はスープとして応用できます。
写真: 松本 祥孝
*1人分
*鶏肉を冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量/約4人分)
- ・鶏もも肉 2枚(500g)
- ・ローリエ 1枚
- ・塩 小さじ1
- ・大根 約7cm(200g)
- ・柿 (種なし) 1コ(200g)
- *なければ種を除いて使う。
- 【マスタードしょうゆソース】*つくりやすい分量
- ・フレンチマスタード 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・酢 大さじ2
- ・サラダ油 カップ1/2
つくり方
鶏肉1枚は皮を下にして広げ、端からくるりと巻く。
1の鶏肉の端にたこ糸を巻きつけ、一方の糸の端が10cmぐらい残るようにして結ぶ。たこ糸の長いほうを鶏肉に巻きつけ、端までいったら折り返し、同様に巻く。巻き始めの位置まで巻いたら、残しておいた糸の端と結び、たこ糸を切る。もう1枚も同様にする。
鍋に鶏肉を入れ、水をかぶるくらい(カップ6~7)に注ぐ。ローリエ、塩を加えて強火にかける。
煮立ったら弱火にし、アクをていねいにすくい取り、約20分間ゆでる。
太めのところに竹ぐしを刺し、抜いたときに透明な汁が出てきたら火が通っている。
鍋を火から下ろし、そのままおいて冷ます。ゆで汁の中で冷ますとしっとり柔らかな仕上がりになる。
柿は皮をむいてヘタを除き、3~4cm長さ、5mm幅の細切りにする。大根は皮をむき、柿と同様に切る。
ボウルにフレンチマスタードとしょうゆ、酢を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。色が均一になったら、サラダ油を少しずつ加えながらよく混ぜる。6の鶏肉を1cm厚さに切って器に盛り、7を混ぜ合わせてのせ、【マスタードしょうゆソース】適量を流す。
【ロールチキンの保存】
すぐに食べないときや、多めにつくって保存するときは、ゆで汁ごと保存容器に入れ、ふたをして冷蔵庫に入れる。ゆで汁に浸っていたほうがジューシーさが保たれるので、容器は大きすぎないものを選ぶ。保存は2~3日間が目安。
このレシピをつくった人
瀬田 金行さん
1947年長野県生まれ。1972年に渡仏し、ジョルジュ・ブランのレストランで就業する。スペインの日本大使館公邸、ベルギーのEC大使公邸で料理人を務め、後に帰国して神戸でフレンチレストランを開業。現在は、東京・代田橋より、郷里 長野県松本市に移転、ビストロ瀬田亭コツナ、クッキングサロンコツナを営業中。
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