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きょうの料理ビギナーズレシピ

里芋のそぼろ煮

柔らかく煮えた里芋を、ひき肉あんが包み込んで、口当たりなめらかに。飽きのこないおかずに仕上がります。

里芋のそぼろ煮

写真: 野口 健志

エネルギー /330 kcal

*1人分

調理時間 /30分

*里芋を乾かす時間は除く。

材料

(2人分)

・里芋 (大) 6コ(約600g)
*皮をむいた正味約500gを使用。
・塩 大さじ1/2~1
・鶏ひき肉 100g
・サラダ油 大さじ1/2
・酒 大さじ2
【A】
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・しょうが (薄切り) 3枚
【水溶きかたくり粉】
・かたくり粉 大さじ1/2
・水 大さじ1

つくり方

里芋の下ごしらえをする
1

里芋は洗って乾かし、皮をむく。塩をふってもみ、洗って水けをきる。

炒めて煮る
2

鍋にサラダ油を中火で熱し、ひき肉を入れてほぐしながら炒める。肉の色が変わったら、里芋を加え、サッと炒める。酒、水カップ1を加え、煮立ったら、【A】を順に加える。しょうがを加えて混ぜ、ふたをし、弱火で約15分間煮る。

! ポイント

調味料を加えたら、ふたをして蒸し煮にする。調味料を加えた汁で煮ると、吹きこぼれにくい。

とろみをつける
3

里芋が柔らかくなったら、水溶きかたくり粉を加えて煮汁にとろみをつけ、全体を混ぜる。

! ポイント

竹串を中央に刺してみて、スーッと通ったら、中まで柔らかく煮えている。水溶きかたくり粉は、よく混ぜて溶かす。里芋を寄せ、煮汁のところに加えるとよい。煮汁を混ぜるととろみがついてくる。

全体備考

【里芋の選び方】
◆あれば土付きを◆
種類によって、大きさや形は異なるが、大きめで、丸みがあるものがよい。洗ってあるものは便利だが、土のついたもののほうが味は上。皮に傷みがなく、緑色に変色したり、芽が出たりしていないものを選ぶ。

【保存法】
◆洗って、乾かし、紙袋に入れて◆
寒さに弱いので、冷蔵庫に入れず、紙袋に入れて冷暗所で保存する。土についた細菌によって傷む場合があるので、水で洗い、しっかり乾かしてから保存する。約2週間が保存の目安。

【調理のポイント】
◆ゆでるときは大きめの鍋で◆
調味料を加えずにゆでると、泡が出て吹きこぼれやすいので、大きめの鍋でゆでる。少なめの水を注ぎ、ふたをして蒸しゆでにするのがおすすめ。

【里芋の下ごしらえ】
◆ゴロゴロ洗って、しっかり乾かして◆
・里芋は水でサッと洗ってボウルに入れ、浸るくらいの水を注ぐ。手で押さえながら転がして洗い、水を捨てる。これを1~2回繰り返して土を落とす。
・ざるに上げ、しばらくおいて乾かす。表面がぬれていると、皮をむくときに手が滑りやすく、汚れがつきやすいので、完全に乾かすのがポイント。
◆皮をきれいにむくコツ◆
・里芋の上下の端を切り落とす。先端だけでなく、端から5mm~1cmのところを切って上下に面をつくる。
・切り口から、縦に皮をむく。側面のカーブに沿って、幅をそろえて6~8回でむくと、形がきれいになる。
◆塩もみをして、ぬめりを取る◆
・皮をむいた里芋をボウルに入れ、塩をふって全体にまぶす。1コずつ握るようにして軽くもみ込む。表面にぬめりが出てくる。
・かぶるくらいの水を注ぎ、サッと洗ってぬめりを取り除く。
・水をかえてすすぎ、ざるに上げて水けをきる。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2013/09/05 秋の恵み いも・かぼちゃ・きのこ

このレシピをつくった人

大庭 英子

大庭 英子さん

素材の味を生かしながら簡単でおいしいレシピが人気。

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