きょうの料理レシピ
えんどうの卵とじ
えんどうのうまみをしっかりと感じる、ほっとする味の一品です。卵は、ふっくらしているのにきちんと火が入っている状態を目指しましょう。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/100 kcal
*1人分
調理時間
/30分
つくり方
1
えんどう豆はさやから取り出し、サッと洗う。鍋に湯を沸かし、多めの塩を入れ(湯カップ6に対して塩小さじ1強(8g)が目安)、えんどう豆を強火でゆで始める。
! ポイント
ゆで上がりの際に皮が堅いと感じたら、菜箸の先に重曹をつけて湯に加えると、柔らかくゆで上がる。途中で食べて堅さを確かめながら。
2
柔らかくゆで上がったら鍋をそのまま流し台に移し、ちょろちょろと流水を細く注ぎながら、ゆっくり冷ます。粗熱が取れたらざるに上げ、水けをきる。
! ポイント
ゆっくり冷ますことで、皮にしわが寄って堅くなるのを防ぎ甘みを残す。
3
鍋にだしを温め、塩小さじ1/2とみりん大さじ1を入れる。えんどう豆を加え、静かに煮立てる。
! ポイント
グラグラ煮立てるのではなく、静かに煮立つ程度の火加減を保つ。
4
よく溶いた卵を、煮立っているところに糸をひくように少しずつ流し入れる。全体が半熟になったら、ふたをして少し蒸らし、器に盛る。
きょうの料理レシピ
2012/05/07
土井善晴の初夏のおいしいもん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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