さやいんげんとツナのパスタ
家庭にある野菜と缶詰で、すぐにできるお手軽パスタ。じっくり香りを引き出したにんにくが、ソースのおいしさになります。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ(1.6mm) 160g
- ・さやいんげん 4本
- ・なす 1コ
- ・にんにく 1かけ
- ・エクストラバージンオリーブ油 大さじ2
- ・ツナ (缶詰/油漬け) 100g
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
大きめの鍋にたっぷりの水(約4リットル)を入れて強火で沸かし始める。さやいんげんは斜め切りにする。なすは縦半分に切り、横に2~3mm幅に切る。
にんにくをラップで包み、上から包丁の幅広い面で押さえてつぶす。この方法なら、手やまな板に、においがつかない。
エクストラバージンオリーブ油とにんにくを鍋に入れて弱火にかける。鍋を手前に傾け、たまった油の中でにんにくがきつね色になるまでじっくり火を通し、香りを引き出す。これはパスタソースに共通のテクニックの一つ。
1の湯が煮立ったら、塩大さじ1強(約20g/湯の0.5%)を入れる。スパゲッティを広げ入れ、菜箸で素早く沈め、底から大きく混ぜる。
再び煮立ったら火を少し弱め、フツフツするくらいの火加減で、アルデンテよりやや堅めにゆでる。
目安は表示時間より1分間短め。
麺をゆでている間に、3になすを加えて中火で炒め、油が回ったらツナを缶汁ごと加える。5のゆで汁玉じゃくし1杯分(カップ1/2)を加え、麺にソースをからみやすくする。
麺がゆで上がる2分前に、ゆでている鍋にいんげんを加える。麺と同時にゆで上げ、ざるに上げて湯を軽くきる。
6に7を加え、弱火で鍋を揺すりながら、木べらでゆっくりとやさしく全体をあえる。塩・こしょう各少々で味を調える。
オイルベースのソースの仕上げは、「アルデンテ」よりも堅めにゆでたパスタをゆで汁を使って上手になじませながら火を通すのがポイントです。
手順は、下ごしらえをすべてすませてパスタをゆで始め、同時進行でソースをつくる。
このレシピをつくった人
眞中 秀幸さん
東京・表参道のイタリア料理「リストランテ・ダ・フィオーレ」のオーナーシェフ。
日本の食文化や食材をミックスさせた繊細な料理が評判。
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