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健康キッチン

きょうの料理レシピ

鮭(さけ)のムニエル

表面はカリッと、中はふっくらジューシーに焼き上げるのは、バターの使い方がポイント。バターの様子を見極めながら、バターソースづくりにも挑戦しましょう!家庭のムニエルが、格段にランクアップしますよ。

鮭(さけ)のムニエル

写真: 鈴木 誠一

エネルギー/322.8 kcal

*1人分

食塩相当量1.3 g

*1人分

調理時間/20分

*さけを室温に戻す時間は除く。

美肌レシピ
おすすめ度 3
ビタミンCを含む食材
菜の花,かぶ,レモン
3
ビタミンAを含む食材
菜の花
3
ビタミンEを含む食材
菜の花,生ざけ,レモン
3
ビタミンB2を含む食材
生ざけ,菜の花,かぶ
3
良質のたんぱく質を含む食材
生ざけ
3
骨強化レシピ
おすすめ度 2.8
カルシウムを含む食材
菜の花,かぶ,生ざけ
2
ビタミンDを含む食材
生ざけ
3
ビタミンKを含む食材
菜の花
3
良質のたんぱく質を含む食材
生ざけ
3

材料

(2人分)

・生ざけ (切り身) 2切れ(1切れ70g)
【レモンバターソース】
・バター 40g
・レモン汁 1/4コ分
・パセリ (みじん切り) 大さじ1
・レモン (皮をむいて薄い輪切り) 2枚
【付け合わせ】
・かぶ (小) 4~6コ
・菜の花 8本
・塩
・バター
・小麦粉
・オリーブ油
・粗塩
・黒こしょう (粗びき)

つくり方

付け合わせの野菜を ゆでる
1

かぶは茎を1.5cmほど残して葉を落とし、皮をむく。菜の花は食べやすい長さに切る。鍋に湯を沸かし、0.8%の塩を入れ(湯1リットルに対して塩8gが目安)、かぶ、菜の花を順に加える。中火で2分間ほどゆで、ざるに上げて冷ます。

! ポイント

旬の野菜は、控えめの塩分でゆでて甘みを引き出します。やさしい煮立ち加減でゆでるのもポイント。

さけを焼く
2

さけは冷蔵庫から出して室温に戻しておく。

3

ムニエル用のバター20gとレモンバターソース用のバター40gは、1cm角に切る。

! ポイント

まんべんなく溶かすため、小さく切っておきます。

4

さけの表面に出てきた水けを紙タオルで押さえる。小麦粉を全体に薄くまぶし、余分な粉ははたいて落とす。

! ポイント

さけの水けを取り、小麦粉がベッタリつくのを防ぎます。小麦粉が水分を吸うと、焼きムラができたり、カリッと焼き上がらない原因に。焼くまで時間をおかず、粉がサラッとしている状態のうちに焼き始めましょう。

5

フライパンにオリーブ油大さじ1とムニエル用のバター20gを入れて弱めの中火にかける。

! ポイント

オリーブ油を入れることでバターが分離したり、焦げたりするのを防ぐとともに、仕上がりが軽くなります。

6

フライパンを揺すりながらバターを溶かす。フツフツと泡立ち、バターの香りが出てきたらさけを加える(できるだけ皮が下になるように入れる)。バターが細かに泡立っている状態を維持するよう火加減に注意しながら焼く。

! ポイント

さけにはできるだけ触らず、途中でフライパンを揺すって動かします。

7

切り身の厚さ半分ほどに火が通ったら、フライ返しなどでそっと裏返す。裏面にもおいしそうな焼き色がつくまで焼く。

8

紙タオルの上に取り出して余分な油を吸収させ、粗塩・黒こしょう各少々をふる。

! ポイント

全体にふりかけるというよりは、さけの上に置くような感覚で丁寧にかけます。こしょうの香りがたち上りますよ。

レモンバターソースをつくる
9

7のフライパンの表面をきれいに拭き、レモンバターソース用のバターを入れて弱めの中火にかける。

10

フツフツと泡立ってきたら、フライパンを揺すってバターをかくはんし、全体をゆっくりと加熱する。

! ポイント

泡は次第に大きくなり、その後、細かな泡立ちとなり、盛り上がってきます。それが落ち着き、茶色く色づく(ノワゼット)まで加熱します。

11

バターが色づいたら火を止め、レモン汁とパセリを加える。

12

皿にかぶ、菜の花、さけを盛り、レモンの輪切りをのせる。さけの上に11を回しかける。

全体備考

《ノワゼットとは?》
ノワゼットは、フランス語でヘーゼルナッツ、または淡い褐色のこと。バターが茶色く色づくまで加熱し、レモン汁やパセリを加えたソースはブルーノワゼットと呼ぶ。

このレシピにある機能性成分を含む食材

■【骨】に良いとされる食材
生ざけ[コラーゲンペプチド]

きょうの料理レシピ
2012/04/19 一品入魂

このレシピをつくった人

滝本 将博

滝本 将博 さん

京都市内、スイス、フランスのホテル、レストランにて修業。京都・御所西のホテル内フレンチレストランの料理長を務める。2008年に開催された世界料理オリンピックでは、日本代表キャプテンとして出場し、銀&銅メダルを受賞。現在は独立し、京都にあるフランス料理店「La Biographie …」のオーナーシェフを務める。

以前フライパンで焼いた時に、皮がめくれて残念な見た目になったので、グリルで焼きました。
きれいに焼けましたが、フライパンの方がふっくらして上品な味になるように思います。
でもどちらも美味しい。またフライパンできれいに焼けるように挑戦します。
2024-07-09 08:06:52
3日間漬けました。ふっくら焼けて上品なお店の味みたいでとても美味しいです。白味噌を使ったので、砂糖はいれませんでした。
焼いた時に鰆の皮がめくれてしまって残念な見た目ですが、美味しく出来て嬉しいです。
鮭や鶏胸肉でもやってみたいです。
2024-06-01 08:44:56
主人の朝ごはん
銀だらを2日おきました
きれいに焼けてますが
少しあまいらしいです
酒かす200gで調味は×0.4にして
銀だら2枚豚ロース2枚漬けられました
先生作りましたよ、。

2023-04-09 09:46:25
少し焦げましたがグリルで焼くより
失敗なく手軽で片づけもらくです
7からの工程を参考にしましたが先生のレシピでかす床も作ってみたいです
2023-01-15 09:21:54
いただきもののめぬきの粕漬けをこちらの焼き方で焼いてみました。 焦げずにしっとりと焼けました。
2015-04-12 12:08:47
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