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きょうの料理レシピ

いなりずし

しっかりと味を含ませた油揚げとさっぱりとしたすし飯は、この上なくシンプルで調和のとれた組み合わせです。肉厚の油揚げを使いましょう!

いなりずし

写真: 鈴木 誠一

エネルギー /170 kcal

*1コ分

調理時間 /60分

*【いなり揚げ】、ごぼうとにんじんの煮物を冷ます時間は除く

材料

(12コ分)

【いなり揚げ】
・油揚げ 6枚
【煮汁】
・水 カップ2
・酒 カップ1
・砂糖 75g
・しょうゆ 大さじ4
・すし飯 (温かいもの) 2合分(360ml)
*巻きずしの材料、つくり方を参照
【すし飯の具】
・ごぼう 1本(80g)
・にんじん 60g
【煮汁】
・だし カップ2+1/4
・うす口しょうゆ 大さじ1
・みりん 少々
・塩 少々

つくり方

【いなり揚げ】をつくる
1

油揚げは斜め半分に切り、断面に包丁の先で切り目を入れて、手で袋状に開く。

2

底の広い鍋(またはフライパン)に1をなるべく均一に広げて並べ、【煮汁】の材料を加える。

3

落としぶたをして中火にかけ、10~15分間、【煮汁】が少なくなるまで煮る。火から下ろし、冷ましながら味を含ませる。

すし飯を詰める
4

ごぼうは皮をこすって洗い、ささがきにして水にさらす。水けをきって鍋に入れ、【煮汁】の2/3量を加え、汁けがヒタヒタになるまで中火で煮る。にんじんは2cm長さの細切りにして【煮汁】の1/3量を加え、ごぼうと同様に煮る。

5

4はそれぞれ【煮汁】につけたまま冷まし、汁けを軽く絞ってざるに上げる。

6

すし飯が冷めないうちに5を加え、切るように混ぜて全体に散らす。

! ポイント

ご飯が熱いうちのほうが具がなじむので、すし飯を冷まさずに具を加えて混ぜます。

7

6のすし飯を1か所に寄せ、かたく絞ったぬれ布巾をかけて冷ます。12等分(50~55gずつ)に分け、軽く握って俵形にしておく。

! ポイント

ここで俵形にしておくと、【いなり揚げ】に詰める際、手にすし飯がくっつくことなく効率よく作業できます。

8

【いなり揚げ】は、手ではさんで汁けをしっかりと絞る。

9

油揚げを開いてすし飯を詰め、油揚げの左右の角を順に折り畳んでとじる。上下を返して形を整え、器に盛り、あれば、甘酢しょうがを添える。

! ポイント

【いなり揚げ】の三角形の頂点を下に、残り2つの角を左右に置いて口を開き、俵形のすし飯を縦長にして詰めます。横長に詰めると、とじられなくなってしまうので注意!

全体備考

【関東風のいなりずし】
長方形の油揚げの長さを半分に(正方形に)切って袋状に開き、同様に煮たいなり揚げを使います。すし飯を詰め、袋の余った部分を折り返し、俵形に整えましょう。

★いなり揚げのおいしさで味が決まる!丁寧につくられた肉厚の油揚げを使うのがおすすめ。

きょうの料理レシピ
2012/02/01 定番メニューをグンとおいしく!

このレシピをつくった人

村田 吉弘

村田 吉弘さん

京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。

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