冬野菜とサーモンのキッシュ
マリネしたサーモンの爽やかな風味と、冬野菜の甘みが絶妙にマッチした一皿です!冷凍できますので、持ち寄りにも最適ですよ。
写真: 野口 健志
*全量
*【生地】を休ませる時間は除く
材料
(直径18cmの型1台分)
- 【生地】
- ・薄力粉 75g
- ・強力粉 75g
- ・バター (食塩不使用/1cm角に切る) 70g
- ・アーモンドパウダー 20g
- ・グラニュー糖 小さじ1
- ・塩 小さじ2/3
- ・サーモン (切り身) 1切れ(100g)
- ・レモン (輪切り) 1枚
- ・れんこん 70g
- ・ほうれんそう 1/4ワ(60g)
- ・生しいたけ 3枚(50g)
- ・ドライトマト 1コ(10g)
- 【卵液】
- ・卵 (L) 2コ
- ・生クリーム カップ1/2
- ・プレーンヨーグルト カップ1/4
- ・牛乳 カップ1/4
- ・粉チーズ 大さじ4
- ・塩 小さじ1/3
- ・こしょう 少々
- ・ナツメグ 少々
- ・ディル (生/粗みじん切り) 適量
- ・細ねぎ (小口切り) 適量
- ・塩
- ・こしょう
- ・オリーブ油
つくり方
【生地】をつくる。フードプロセッサーに【生地】の材料を入れ、バターが細かくなるまで約30秒間かくはんする。冷水40mlを加え、【生地】がほぼまとまるまで約10秒間かくはんする。【生地】を取り出してラップに包み、冷蔵庫で約30分間休ませる。
サーモンは、皮と骨を取り除き、3等分にして厚みを半分に切る。塩小さじ1/3、こしょう少々、オリーブ油大さじ1/2をふってレモンをのせ、15分間ほどマリネする。れんこんは1cm角に切って水にさらす。しいたけは軸を切る。ドライトマトは細かく刻む。
湯を沸かし、塩少々を入れて、れんこんを1~2分間ゆでてざるに上げる。同じ湯でしいたけを3分間ゆでてざるに上げ、最後にほうれんそうをサッとゆでて冷水にとる。
しいたけは、粗熱が取れたら水けをきって1cm角に切る。ほうれんそうは水けをきって2.5cm長さに切り、さらに水けを絞る。
【卵液】を用意する。卵黄1コ分を取り分け、残りの材料を全部ボウルに入れてよく溶き混ぜる。
1の【生地】を3mm厚さにのばし、直径18cmのアルミケース(またはタルト型)に入れる。縁を指でつまんで飾りをつけ、底にフォークで軽く穴をあける。
6にアルミ箔(はく)を1枚敷いてから豆などのおもしを入れ、180℃に温めたオーブンで10分間焼く。おもしとアルミ箔をはずしてさらに7~8分間、タルトの底がしっかり白っぽくなるまで焼く。
コーヒー豆などでおもしをして、【生地】の底が焼いてふくらまないようにする。
7の底に、5で取り分けた卵黄をスプーンで全体に塗って穴をふさぐ。180℃のオーブンで1~2分間焼いて乾かす。残った卵黄は、5の【卵液】に加えて混ぜる。
卵黄で穴をふさぎ、あとから注ぐ【卵液】がもれないようにする。
ほうれんそう、れんこん、しいたけ、ドライトマトを順に入れ、【卵液】の9割を注ぐ。2のサーモンをレモンをはずして並べ、ディルと細ねぎをふって残りの【卵液】を流し入れる。180℃に温めたオーブンで45分間ほど焼く。全体に軽くふくらんで、竹串を刺してみて、何もつかなければでき上がり。
●冷凍するときは、粗熱が取れたら、ホールのまま、または切り分けて冷凍用の保存袋に入れて、冷凍。
食べるときは自然解凍し、電子レンジ(600W)に2分間かけては1分おく、を数回繰り返し、好みの温かさにする。
このレシピをつくった人
脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
つくったコメント