きょうの料理レシピ
ひらめの龍飛(りゅうひ)巻き
京都のおせちに欠かせない「龍飛巻き」は、塩でしめたひらめを龍飛昆布で巻き上げます。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/260 kcal
*全量
調理時間
/15分
*ひらめに塩をふって冷蔵庫に入れておく時間、巻いてからおく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・ひらめ (切り身/刺身用) 200g
- ・龍飛昆布 (約縦20cm×横28cm) 約50g
- ・甘酢しょうが (せん切り) 25g
- *市販。
- ・塩
- ・酢
つくり方
1
ひらめは5mm厚さのそぎ切りにする。軽く塩をふり、バットなどに並べ、一晩冷蔵庫に置く。
! ポイント
薄いそぎ切りにしてから塩をふったほうが、塩が回りやすい。うっすらと全体にまぶす。
2
甘酢しょうがは汁けをきる。
3
龍飛昆布は酢で湿らせたふきんか、かたく絞ったぬれぶきんで表面をふく。
4
巻きすの上に3の昆布を広げ、奥を約1cmあけて1のひらめを透き間なく並べる。薄い部分はひらめを切って重ね、厚みを均一にする。
5
2のしょうがを全体に均等に散らす。
6
5を手前から堅く巻き、巻きすごと輪ゴムでとめて、しばらくおく。
! ポイント
巻き始めをしっかり押さえ、透き間ができないように、ていねいに巻き上げる。
7
一口大に切り分ける。
全体備考
龍飛(龍皮)昆布
求肥(ぎゅうひ)昆布とも呼ばれる。蒸した昆布を砂糖を溶かした酢液に漬け、乾燥させたもの。
きょうの料理レシピ
2010/12/16
西 健一郎の正月料理
このレシピをつくった人
西 健一郎さん
京都市に生まれる。京都の日本料理店で修業後、30歳で独立し、東京・新橋に日本料理店を開店。
40年以上にわたって各界の食通たちから愛され、現代の名料理人として名をはせる今も、「奥のある味」を追求し続ける。
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