
きょうの料理レシピ
アマトリチャーナ
イタリアのアマトリーチェという町の名前からついたパスタ。ベーコンにトマトを加えて煮詰めます。

写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/640 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ 160g
- ・トマトの水煮 (缶詰) 300g
- ・たまねぎ (繊維と垂直に薄切り) 40g
- ・ベーコン (5mm厚さ/5mm幅に切る) 80~100g
- ・赤とうがらし (半分に切り、種を除く) 1本
- ・パルメザンチーズ (すりおろす) 35g
- ・エクストラバージンオリーブ油
- ・塩
つくり方
1
トマトの水煮はボウルに入れて果肉を手でつぶし、堅い芯(しん)が気になるようなら除く。たまねぎは繊維と垂直に薄切りにし、ベーコンは5mm幅に切る。赤とうがらしは半分に切って種を除く。
2
フライパンにエクストラバージンオリーブ油大さじ1を強めの中火で熱し、ベーコンを入れて炒める。たまねぎを加えて透き通るまで炒めて火を止め、赤とうがらしを加えて20~30秒間転がす。赤とうがらしを取り出し、水大さじ2~3、1のトマトを順に加え、強めの中火にかける。
! ポイント
ベーコンはじっくりと炒め、うまみのある脂を出す。
3
たっぷりの熱湯に1.5~2%の塩を入れ、スパゲッティをゆで始める(全体備考参照)。
4
2が煮立ったら中火にし、味をみて塩適宜を加え、フライパンを揺すりながら、水分を蒸発させるように煮詰めていく。トロリとしてきたら火を止め、味をみて塩適宜で調える。
! ポイント
ソースを焦がさないように、フライパンの縁をぬぐいながら煮詰める。
5
ゆで上げて湯をきったスパゲッティ、パルメザンチーズ30gを順に加えてあえる。器に盛り、残りのパルメザンチーズをふる。
全体備考
【パスタのゆで方】
1. 鍋にたっぷりの湯を沸かして1.5~2%の塩(水1リットルにつき15~20g)を入れ、よく混ぜて塩を溶かす。
2. パスタを広げて入れ、袋の表示時間より約30秒短くタイマーをセットする。
3. ゆで始めはくっつきやすいので、はしなどでかき混ぜながら湯に沈める。再び沸騰したら火を弱め、ポコポコと静かに沸いている程度の火加減を保つ。
4. タイマーが鳴ったら、1本とって指先でつぶすか食べてみて確認。真ん中に針くらいの芯が残っている程度にゆで上げる。
5. パスタをざるに上げてしっかりと湯をきる。ゆで汁をソースなどに使う場合はとっておく。
★ペンネなどのショートパスタは、くっつきやすく、沈みやすいので、パスタを入れたら再び沸騰するまでよく混ぜます。ロングパスタよりもかみごたえがあるので、芯を残さず、袋の表示時間どおりに、ちょうどよい堅さにゆで上げます。
きょうの料理レシピ
2010/04/26
シェフ直伝!今一番おいしいパスタ
このレシピをつくった人

落合 務さん
東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフ。素材の持ち味を生かし、手をかけすぎずにつくるレシピが人気。料理のコツをテンポよく伝える姿がテレビや雑誌で話題になり、多くの人を魅了する。
ご飯を水で伸ばしてリゾットにすると独特の粘りが残ります。生ゴメをアルデンテに仕上げる本場のイタリアンティストには敵いませんが、コレはコレでアリです。なぜなら①余ったご飯の消費に使える②短時間で完成③思い立った時に作れるなどの利点があります。何より味が良い。美味しい!このレシピは落合シェフの「万能きのこソース」がいい風味を出してます。美味しくて簡単に作れるのでリピ確定です。
2024-09-22 05:08:32
唐辛子多めできのこソースをつくり、仕上げのバターは控えめに、醤油を足して、最後に黒胡椒をかけて、ピリッとしたあと、汗が出る仕上がりに。単身の身には、きのこソースのように作り置きできるものは重宝しますね。明日は、チキンを焼いて上にかけて頂こうかな、とか、サラダに混ぜようかなとか、しばらく楽しめそうです。
2019-06-07 09:18:40
他にお探しのレシピはありませんか?
今週の人気レシピランキング
NHK「きょうの料理」
放送&テキストのご紹介




つくったコメント