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きょうの料理レシピ

ブランマンジェ

フランス語で「白い食べ物」を意味するブランマンジェ。アーモンドの風味もよく、初夏にぴったりのデザートです。

ブランマンジェ

写真: 野口 健志

エネルギー /1210 kcal

*全量/ソースなしの場合のエネルギー。

調理時間 /30分

*ブランマンジェを冷やす時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/4~5人分できる)

・牛乳 350ml
・グラニュー糖 70g
・アーモンドパウダー 40g
・板ゼラチン 5g
*または粉ゼラチン。
・生クリーム 150ml
*乳脂肪分35%以上のもの。
・ソース 適量
*好みのもの。
・ミント (生) 少々
*あれば。
【レモンソース】*4人分/40kcal。
・レモン汁 大さじ1+1/2~2
・バニラアイスクリーム (市販) 60g
・牛乳 60~80ml
【抹茶ソース】*4人分/40kcal。
・抹茶 小さじ1
・バニラアイスクリーム (市販) 60g
・牛乳 60~80ml
【桃ソース】*4人分/100kcal。
・白桃 (缶詰/二つ割り) 4コ
・バニラアイスクリーム (市販) 100g
・レモン汁 小さじ1
・牛乳 60~80ml

つくり方

牛乳にアーモンドの風味を移す
1

鍋に牛乳、グラニュー糖、アーモンドパウダーを入れる。中火にかけて混ぜながら温め、鍋の縁に泡が立ってくる程度に沸かす。

! ポイント

焦がしたり、牛乳の独特の香りをたたせないように、沸かしすぎないのがポイント。

2

火から下ろしてすぐにふたをする。そのまま約10分間おき、牛乳にアーモンドの香りを移す。

3

板ゼラチンを多めの氷水につけて戻す。約1分間おき、柔らかくなったら取り出して、水けを絞る。

こして絞り、ゼラチンを溶かす
4

万能こし器に清潔なふきんを広げ、2を注いでこす。目詰まりしないように、ゴムべらで静かに混ぜながらこすとよい。こし終わったら、中身が出ないようにふきんを折りたたみ、左右をねじり上げてしっかりとアーモンドの風味をこして絞る。

5

4が温かいうちに3の板ゼラチンを加えて混ぜ、よく溶かす。

氷水に当ててとろみをつけ、生クリームを加える
6

5のボウルを氷水に当てて混ぜながら冷やし、ゴムべらの跡がはっきりする程度にとろみがついたら、生クリームを加える。泡立たないように静かに混ぜるとよい。

! ポイント

とろみが生クリームと同じくらいだと分離しにくい。生クリームを加えて泡立ててしまうと表面がきれいにならないので、静かに混ぜてなめらかに仕上げるのがコツ。

器に流して冷やし固める
7

グラスなどに等分に流す。冷蔵庫で約2時間冷やして固める。食べるときに、好みのソースをかけ、あればミントをあしらう。

! ポイント

★型に流す場合
プリンやゼリーの型で固める場合は、抜くことを考え、少し堅めに仕上げる。ゼラチンを5.5gにし、つくり方は同じ。抜き出すとき、湯に型をつけてから逆さにして皿に取り出すと、うまく抜き出せる。長時間つけると、ブランマンジェが溶けてしまうので、サッと短時間だけで十分。

【レモンソース】をつくる
8

ボウルにアイスクリームとレモン汁を入れてよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。またはミキサーなどでかくはんしてもよい。

【抹茶ソース】をつくる
9

ボウルにすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。ミキサーなどでかくはんしてもよい。

【桃ソース】をつくる
10

白桃1コは細かく刻む。

11

ミキサーなどに残りの材料を入れ、よくかくはんする。ボウルに取り出し、10を加えて混ぜる。

全体備考

【食材メモ】
◆アーモンドパウダー◆
生アーモンドの皮を取り除いて粉末状にしたもの。スーパーや製菓材料店などで入手できる。粉末状なのでアーモンドの風味を牛乳に移しやすい。酸化や湿気に弱いので、残った場合は早めに使い切るとよい。

◆板ゼラチン◆
板状の薄いゼラチン。冷水か氷水につけて戻し、水けを絞って使う。今回のレシピでは代わりに同量の粉ゼラチンを25mlの水でふやかしてもよい。

きょうの料理レシピ
2010/06/22 スイーツ大好き!

このレシピをつくった人

島田 まき

島田 まきさん

レストランでフランス料理の修業をし、現在は3人の男の子を育てる日々で生まれる、家庭料理や毎日のお弁当メニューが好評。雑誌やイベントなどで料理を紹介し、好評を博している。

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