マンゴープリン
マンゴーの甘酸っぱく、濃厚な香りをとじこめた香港生まれのデザート。手づくりのなめらかさとコクはまた格別。
写真: 渡辺 七奈
*冷やし固める時間は除く。
材料
(6人分)
- ・マンゴー 約3コ
- *正味約300g。市販のマンゴーピュレ300gでもよい。その場合はつくり方の1~3が省略できる。
- ・卵黄 2コ分
- ・粉ゼラチン 5g
- ・リキュール 大さじ1
- *オレンジやライチの香りのものがよく合うが、好きな洋酒でもよい。
- ・生クリーム カップ1/2
- 【ソース用】
- ・マンゴー 50g
- ・砂糖 大さじ2
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 粉ゼラチンは水大さじ3にふり入れて、そのまま5分間くらいおいてふやかしておく。
2 ボウルを冷やすための氷をつくっておく。
つくり方
マンゴーの皮をむき、横に置く。中心に平らな種があるので、上から1/3のところに包丁を入れ、種に沿って、三つに切る。種の両わきについた果肉も切る。
深い容器にマンゴーの果肉を入れ、スティック式ミキサーやミキサーなどでピュレ状にする。
なべに移し、弱火で時々かき混ぜながら煮立てる。フツフツと泡立ったら、火を止め、そのまま冷ましておく。
煮立てることで、青臭さが取れる。味をみて、甘みがたりなければ、砂糖大さじ1程度を加えてもよい。
ボウルに卵黄と砂糖大さじ2を入れ、よくすり混ぜる。
水カップ1/2を加え、よく混ぜ合わせる。
裏ごしして、耐熱性のボウルに入れる。ラップフィルムをかけずに電子レンジ(500W)に1分間かける。
一度取り出して、かき混ぜ、電子レンジに戻して1分間かける。取り出して様子を見て、とろみが少しつくまで少しずつかける。途中でかき混ぜることにより、卵液に均等に火が通るようにする。2分間かけたあとは、変化が早いので、10秒刻みでかけるとよい。電子レンジの種類により、加熱時間には30秒程度の差が出る。
ふやかした粉ゼラチンを加え、溶かす。
氷水にボウルをつけて、泡立て器でよくかき混ぜ、なめらかにする。
荒熱を取ったマンゴーピュレを加える。リキュールを加えて、よく混ぜる。
リキュールはここで混ぜ込まずに、でき上がったマンゴープリンの上から好みでたらしてもよい。
生クリームを加えて、混ぜたら、器に注ぐ。冷蔵庫で2~3時間ほど冷やし固める。【ソース用】のマンゴーをピュレにし(手順1~3参照)、上からかける。
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このレシピをつくった人
河村 みち子さん
料理・菓子全般を本格的に学んだあと、都内で少人数制の料理教室を主宰。和洋中、エスニック料理まで幅広いレシピを誇る。
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