ゆりりんさんのマイレシピ

先生は先日亡くなってしまいましたが、変わらず毎年みかんの季節に作っています。こうやって人の思いは受け継がれてゆくのかも。手軽に手に入るのに、みかんのお菓子はなかなかないので、珍しいのとすごく美味しいのとで、家族に大人気のおやつです。最後に絞ったみかんのジュースを熱いうちにしみらすのが大好きな工程。バターをすべてオリーブ油で作っています（どっちも高いですが）。

作るのが楽しい。時間と心に余裕のあるときにキャベツ一玉買ってレシピ通り一回作るつもりが、物価高騰でより安い豚ひきでにおい消しにレビューの方のナツメグを入れた。パン粉はHBで作ったパンの耳をFPで。大中小すごい量だが実家に差し入れ冷凍、何もないときに温めておいしくて重宝、すぐなくなった。

皆さん仰ってますがバター多いけど、お一人の方がレビューでそのまま作ったらすごく美味しいですと仰っていたので、最初からアレンジして文句言うのもシェフに失礼だし、谷さん痩せてるからいいかっと計って大きな欠片２つ入れてみたら、ホント驚くほどおいしい。素材は細かくすると私の料理に飽きてきた家族が食いつくので海苔は細かく、青じそはほったらかし自作ガーデンから野趣あるものを。付け合わせはナムルと茄子の蒸し物。

材料がほぼ大さじ１で覚えやすく、家にあるものでこんなにおいしくできるなんて！キュウリの切り方が斬新な食感でいつもの食卓に華やぎも添えてます。トマトも加えました。スープはトマトとザーサイのスーラータンに溶き卵。ほかの方がレビューされてるように、この先生のねぎワンタンも最高においしい。

このレビュー欄は皆さんお料理上手で既に工夫され批評されてるから「一回基本通り作って批評すればいいのに」と思ってましたが、やはりアニサキスが気になりデパ地下でも「家庭用冷凍庫だと４８時間にしてください」と念を押されそうしました。三枚におろしてもらい小骨も取ってくれ、皮剥ぐだけで簡単。三代伝わるバッテラ型で押し寿司に。父親のお誕生日でもう一つの好物の茄子のはさみ揚げも作り家族に大好評でした。