ひじきの五目煮
5種類の具が入って栄養たっぷり。油でいためてコクをつけるのがポイントです。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*全量
*ひじきを戻す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・芽ひじき (乾) 30g
- ・れんこん (皮をむく) 1/4節(50g)
- ・にんじん (皮をむく) 1/6本(30g)
- ・油揚げ 1+1/2枚
- ・こんにゃく 1/3枚(80g)
- 【A】
- ・だし カップ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ2~2+1/3
- ・みりん 大さじ1
- ・酢 適量
- ・サラダ油 大さじ1
- ・しょうゆ 少々
つくり方
ひじきはボウルに入れ、たっぷりの水を加えて15~20分間おき、戻す。流水で洗ってざるに上げ、水けをきる。れんこんはいちょう形に切り、酢水にさらし、水けをきる。にんじんはせん切りにする。油揚げは熱湯をサッとかけて細切りにする。こんにゃくは水からゆでて、細切りにする。
物によって戻し時間が異なるので袋の表示時間を目安にして、指で触り、歯でかんで味をみて戻り具合を確かめる。芽ひじきは戻し時間が早いが、長ひじきは時間がかかる。
鍋にサラダ油を強火で熱し、1を入れて炒める。油がなじんだら【A】を加え、煮立ったら弱火にして30~40分間煮る。味をみて足りなければ、しょうゆ少々で調える。
ひじきと他の具は、まず油でよく炒めてコクをつけてから煮る。具の全体に油がなじんだら、だしと調味料を加え、コトコトとじっくり煮て、味を含ませる。
○保存
密封容器に入れて冷蔵庫で3~4日間。
このレシピをつくった人
江上 栄子さん
東京都内で料理学校を主宰。料理学校の創始者、故・江上トミさんの教えを守り、家庭の料理の大切さ、その伝播に尽力している。
青山学院大学を卒業後、フランスのパリでル・コルドン・ブルー料理学校修士課程を修了。
佐賀県の有田・香蘭社の出身なので、食器にも造詣が深い。漆工協会理事、経済産業省の伝統的工芸品産地プロデューサーを務める。
一方、フランスチーズ鑑評騎士の全日本支部理事長を務めるなど、諸外国とのかかわりも深く、2002年3月、フランス政府より農事功労章シュヴァリエを受勲。2016年にはシュヴァリエをオフィシエに昇格。外食産業や食品会社の顧問としてフードビジネス全体に携わる。2015年には、女性で初めてアメリカの殿堂入りを認可された。
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