メープルシロップのシフォンケーキ
赤ちゃんのほっぺたのようにふんわり柔らかなシフォンケーキです。香ばしいメイプルシロップの風味を楽しんで。
写真: 野口 健志
*全量
*生地を冷ます時間は除く
材料
(直径17cmのシフォン型1台分)
- ・卵黄 3コ分
- ・グラニュー糖 40g
- ・水 50ml
- ・サラダ油 50ml
- ・メープルシロップ 大さじ1+1/2
- 【メレンゲ】
- ・卵白 4コ分
- ・グラニュー糖 40g
- ・薄力粉 110g
- ・ベーキングパウダー 小さじ1+1/2
- ・重曹 小さじ1/3
- 【メープルバターソース】
- ・メープルシロップ 大さじ3
- ・バター (食塩不使用) 15g
- ・生クリーム 110ml
- ・グラニュー糖 30g
- ・くるみ 適宜
- 【ホイップクリーム】
- ・生クリーム 100ml
- ・グラニュー糖 小さじ1
下ごしらえ・準備
1 卵白は冷やしておく。
2 卵黄は室温に戻しておく。
3 薄力粉、ベーキングパウダー、重曹は合わせてふるっておく。
4 オーブンを180℃に温めておく。
5 軍手を用意しておく。
つくり方
室温に戻しておいた卵黄をボウルに入れ、泡立て器でほぐし、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜる。
1に分量の水を加えて混ぜ、グラニュー糖をよく溶かす。さらに、サラダ油、メープルシロップを加えて、よく混ぜる。
サラダ油はグラニュー糖と混ざりにくいので、まず、水を加えてグラニュー糖をよく溶かしてからサラダ油を加えること。
別のボウルに冷やしておいた【メレンゲ】用の卵白を入れ、グラニュー糖一つまみを加えてほぐし、ハンドミキサー(または泡立て器)で六分立てに泡立てる。
一つまみのグラニュー糖を加えることで、卵白がほぐれやすく、泡立ちがよくなる。
3に残りのグラニュー糖を加え、ハンドミキサーでピンと角が立つくらいまでしっかり泡立てる。
2に、合わせてふるっておいた薄力粉、ベーキングパウダー、重曹を一度に加え、泡立て器でしっかり混ぜる。
5に4の【メレンゲ】を2回に分けて加え、しっかり混ぜ合わせる。
ここで【メレンゲ】をしっかり混ぜ合わせると、生地のきめがきれいに仕上がる。
何もぬっていないシフォン型に6の生地を流し入れ、180℃に温めたオーブンで15分間、170℃に下げて25~30分間焼く。生地の真ん中に竹ぐしを刺して何もついてこなければ焼き上がり。生地が焼けたら型を逆さにし、逆さにした器や缶詰などの上にのせて冷ます。
型を元どおりに返し、中央の筒の周りに竹ぐしをグルリと差し込んでいき、型からはずれやすくする。次に、生地のはみ出た部分を手で型の中に納まるように押し込んでいく。
側面の型と生地の間にパレットナイフを少しずつ差し込んでいき、型を一周する。生地を逆さにし、側面の型をはずす。最後に、底板と生地の間にパレットナイフを差し込んで回しながら、底板をはずす。
カラメルをつくる。生クリームを小なべに入れ、人肌程度に温めておく(または600Wの電子レンジに50秒間かける)。大きめのなべ(またはフライパン)にバターを熱し、少し茶色っぽくなったらグラニュー糖を加える。カラメル色になり、グラニュー糖が完全に溶けたら手早く火から下ろす。
生クリームを加えるときにカラメルがはねやすいので、やけどをしないように必ず軍手を着用してから、ソースをつくること。
カラメルに温めた生クリームを加えて混ぜる。このとき、カラメルがはねてやけどをしないように注意する。再度、火にかけてカラメルを煮溶かす。
カラメルが分離して固まったら、弱火で固まりがなくなるまで煮溶かすとよい。
11を火から下ろしてメープルシロップを加えて混ぜ、サッと火にかけ、とろみをつける。
固まりが残るようだったら、弱火で固まりがなくなるまで煮溶かすとよい。
9に12をかけ、粗く刻んだくるみを散らす。切り分けて皿に盛る。生クリームにグラニュー糖を加え、軽く泡立てた【ホイップクリーム】を添える。好みで、さらに【メープルバターソース】をたっぷりかけてもよい。
【メープルバターソース】はケーキを切り分けてからかけてもよい。
このレシピをつくった人
信太 康代さん
フランス、スイスの製菓学校で菓子づくりを学び、帰国後は雑誌、テレビなどで活躍。東京都内でお菓子と料理の教室を主宰。わかりやすい指導とおいしいレシピが人気。
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