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きょうの料理レシピ

ケーキのような押しずし

食卓に出すと歓声が上がること間違いなしの愛らしさです。牛乳パックを型に使うので、特別な道具も不要です。

ケーキのような押しずし

写真: 野口 健志

エネルギー /390 kcal

*1人分

塩分/2.6 g

*1人分

調理時間 /45分

*米を炊く時間、おもしをのせる時間は除く。

材料

(4人分)

【すし飯】
・米 2合(360ml)
【A】
・酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・塩 小さじ1
・柚子(ゆず)の搾り汁 大さじ1
【しいたけそぼろ】
・鶏ひき肉 (もも) 100g
・生しいたけ (石づきを除いてみじん切り) 3枚分
【B】
・酒 大さじ1/2
・砂糖 大さじ1+1/2
・しょうゆ 大さじ1
・溶き卵 1コ分
・絹さや 10枚
・グリーンアスパラガス 1本
・焼きのり (全形/細長く切る) 1/4枚分
・スモークサーモン 2枚
・スライスチーズ 1/2枚
・サラダ油 少々
・しょうがの甘酢漬け 適宜

つくり方

下準備
1

空の牛乳パック(1リットル)で押しずしの型をつくる。

! ポイント

開け口からはさみを入れ、側面を1面切り取る。開け口を折りたたんで箱状にし、テープでしっかりととめる。

【すし飯】をつくる
2

米は洗ってざるに上げ、水けをきる。炊飯器の内釜に入れ、水加減して炊く。【A】は耐熱ボウルに合わせて電子レンジ(600W)に約30秒間かけ、よく混ぜて柚子の搾り汁を加え、合わせ酢をつくる。

! ポイント

酸味の一部を柚子の搾り汁にし、柚子の香り豊かな【すし飯】にする。

3

炊き上がったご飯をバットに移し、合わせ酢を回しかけてサックリと混ぜ、うちわであおいで冷ます。

! ポイント

ご飯が熱いうちにしゃもじで全体に広げ、少しずつ上下を返すようにして混ぜる。

具をつくる
4

【しいたけそぼろ】をつくる。鍋に油をひかずに鶏ひき肉を入れ、中火にかけて、菜箸4~5本で混ぜながらいる。色が変わったらしいたけを加え、しんなりしたら、【B】を順に加え、汁けがなくなるまでいり、冷ます。

5

錦糸卵をつくる。フライパンにサラダ油をひいて弱火で熱し、溶き卵の1/3~1/2量を流し入れる。表面が乾いたら裏返し、サッと焼いて取り出す。残りも同様に焼く。冷めたら半分に切ってクルクルと丸め、端から細く切る。

6

絹さやはヘタと筋を取り、柔らかめにゆでて冷水にとり、水けをきって斜め細切りにする。アスパラガスは色よくゆで、先端4~5cmは四つ割りに、残りは斜め薄切りにする。

仕上げる
7

牛乳パックの内側にラップを敷き、【すし飯】の1/3量を敷く。【しいたけそぼろ】を広げて平らにならし、残りの【すし飯】の半量をのせて広げる。6の絹さや、焼きのりを散らし、残りの【すし飯】をのせて広げる。錦糸卵を上面に広げ、ラップの端で覆って上から軽く押さえ、なじませる。軽くおもしをのせ、約30分間おく。

! ポイント

間にはさむ具は、全体に平均に散らすと、切った断面がきれいになる。
牛乳パックの切り取った面を一回り小さく切って押しぶた代わりに。おもしは500g程度が目安。ペットボトルが便利。

8

スモークサーモンは細長く切り、端から巻いてバラの花の形にする。スライスチーズは好みの型で抜く。

9

押しずしを型から出し、ラップを外して器に盛り、8とアスパラガスで上面を飾る。好みでしょうがの甘酢漬けを添える。

◆「すし飯」をつかって◆
ヘルシー手巻きずし

きょうの料理レシピ
2018/02/27 すしセレクション
(初回放送日:2009/03/02)

このレシピをつくった人

藤野 嘉子

藤野 嘉子さん

3人の子育て経験に基づいた、家庭でつくりやすく、素材の持ち味を生かした家庭料理を数多く紹介している。ジャンルを問わず、つくりやすいレシピに定評がある。

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