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きょうの料理レシピ

あさりの酒蒸し

あさりの塩けとうまみを生かした酒蒸しは、手軽な酒のさかなとしても重宝します。

あさりの酒蒸し

写真: 中村 淳

材料

(2人分)

・あさり (殻つき/砂抜きしたもの) 300g
・赤とうがらし (ヘタを取ってぬるま湯につけて戻し、竹ぐしなどを使って種を抜く) 1本
・あさつき (3~4cm長さに切る) 適量
*または細ねぎ。
・塩 少々
・酒 大さじ1

つくり方

あさりの砂抜きをする
1

ボウルとざるを重ねたところにあさりを入れ、ヒタヒタになるように水を注ぎ、塩少々を入れて薄めの塩水にする。紙などをかぶせて、暗い静かな場所に30分~1時間おく。

! ポイント

ヒタヒタの塩水だと、あさりが砂をはき出しやすい。また、砂抜きせずに売られていたものは、3~4時間はこのようにしておく。

あさりを洗う
2

ざるをボウルから引き上げ、流水の下であさりの殻をこすり合わせて洗い、再びざるに上げて水けをきる。

あさりをフライパンに入れる
3

フライパンを火にかけ、あさりを重ならないように広げて入れる。赤とうがらし、酒大さじ1を加える。

あさりに火を通す
4

フライパンにふたをして火を強め、あさりにまんべんなく熱が通るように、時々フライパンを揺する。

仕上げる
5

あさりの口が開いて火が通ったら、あさつきを加えてサッと混ぜ、器に盛る。好みでしょうゆをかけ、アツアツのうちに食べる。

全体備考

【あさりの酒蒸しの3つのキーワード】
1.あさりの砂抜きをきちんとする
2.あさりの塩けを考えて味つけする
3.できたてアツアツのうちに食べる

きょうの料理レシピ
2007/04/12 フライパンひとつの定番12

このレシピをつくった人

清水 信子

清水 信子さん

(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

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