
きょうの料理レシピ
桜ちらし
赤、ピンク、黄、緑、白と彩りが華やか!型で抜いた桜の花がちりばめられた春らしい一品です。お子さんの卒業式や入学式、誕生日などのお祝い事の席に向いています。

写真: 内藤 貞保
エネルギー
/500 kcal
*1人分
塩分/3.8 g
*1人分
調理時間
/30分
*すし飯をつくる時間、大根(赤・紫)を【甘酢】につけておく時間、厚焼き卵を冷ます時間は除く。
材料
(4人分)
- ・基本のすし飯 全量
- 【A】
- ・たくあん (みじん切り) 50g
- ・白ごま 小さじ2
- ・大根 (赤・紫などの色つき) (正味)50g
- *ここでは赤を30g、紫を20g使用。なければ大根だけでもよい。
- ・大根 (正味)30g
- 【甘酢】
- ・砂糖 大さじ1
- ・米酢 大さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- 【厚焼き卵】*つくりやすい分量/半量を使用
- ・卵 4コ
- ・砂糖 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・サーモン (刺身用/さく) 約100g
- ・まぐろ (刺身用/さく) 約100g
- 【B】
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・水 大さじ1
- ・砂糖 小さじ1
- ・イクラ (しょうゆ漬け) 50g
- ・えんどう豆 (さやから出して塩ゆでしたもの) 20~30g
- ・米油
つくり方
1
基本のすし飯に【A】を混ぜ、器に盛りつけておく。【甘酢】の材料は混ぜ合わせ、2つの容器に半量ずつ入れる。
2
大根(赤・紫)の【甘酢】漬けをつくる。大根(赤・紫)は5mm厚さの輪切りにし、花の抜き型で抜く。1の【甘酢】にそれぞれつけて1時間以上おく。大根も5mm厚さの輪切りにして抜き型で抜く。
! ポイント
大根(赤)と大根(紫)は別々に【甘酢】につけ、それぞれの赤みを出す。大根は【甘酢】につけずに白さを生かす。
3
【厚焼き卵】をつくる。ボウルに卵を割り入れて卵白を切るように混ぜ、砂糖とうす口しょうゆを加えて混ぜる。卵焼き器に米油少々を弱めの中火で熱し、卵液を少量落としてジュッと音がしたら1/4量を流し入れる。ざっと混ぜ、卵が固まってきたら端から巻いていく。米油少々を足して残りの1/3量を流し入れ、固まってきたら巻いた卵を芯にして巻く。これを繰り返して焼く。取り出して冷まし、2cm角に切る。
! ポイント
卵液を1/4量ずつ流し入れ、巻いた卵の下まで卵液を行き渡らせ、巻いた卵を芯にして巻くのを繰り返す。
4
サーモンとまぐろはそれぞれ2cm角に切り、混ぜ合わせた【B】に5分間浸し、盛りつける直前に紙タオルの上に取り出して汁けを軽くきる。
! ポイント
サーモンとまぐろに下味をつけておくと、食べるときにしょうゆをかける必要がなく、そのまま食べられる。
5
すし飯の上に、4のサーモンとまぐろ、3の【厚焼き卵】、汁けをきった2の大根(赤・紫)の【甘酢】漬けと大根、イクラとえんどう豆を彩りよくのせる。
全体備考
◆赤や紫などの色つきの大根◆
赤と紫のどちらの大根も、中まで色がついたものや中は白いもの、色が濃いものから薄いものまで多くの種類がある。【甘酢】につけると色が鮮やかになる。今回は、皮が白く中が赤い紅芯大根と、中はほんのり紫を帯びて皮は濃い紫の大根を使用。ラディッシュやほかの色つき大根でもよい。
◆「基本のすし飯」のつくり方はこちら◆
基本のすし飯
きょうの料理レシピ
2025/03/12
大原千鶴のこれから楽しむ大人時間 のせるだけで華やか♪春のごちそうちらし
このレシピをつくった人

大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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