いちごのプディング
プディングの中には、ルビーのように輝くいちごの果肉がたっぷり!いちごの甘酸っぱい風味と、パンとは思えないなめらかさをお楽しみください。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1コ分
*1コ分
*冷蔵庫におく時間は除く。
材料
(120ml容量のプリン型2コ分)
- 【いちごシロップ】*つくりやすい分量
- ・いちご (大) 15~16コ(240g)
- ・ブルーベリー 16コ
- ・グラニュー糖 140g
- ・レモン汁 大さじ2
- ・サンドイッチ用食パン (12枚切り/みみなし) 6枚
- ・生クリーム 適宜
- ・ミントの葉 適宜
下ごしらえ・準備
1 ラップを型より少し大きめ(約30×32cm)に切り、型に敷く。
つくり方
食パン1枚にプリン型の口、底を順に押しつけて円形の印をつける。
1のパンを料理ばさみで円形に切る。型の口でつけた印は一回り小さめに、型の底でつけた印は一回り大きめに切る。
食パンをもう1枚、1~2と同様に円形に切る。残りの食パン4枚は、それぞれ横長に置き、縦に4等分の長方形に切る。大小の円形各1枚、長方形8枚が1組になる。
いちごはヘタを取って1cm角に切り、鍋に入れる。ブルーベリーとグラニュー糖80gを加え、レモン汁を回しかけて軽く混ぜ、グラニュー糖が溶けて汁けが少し出るまで5分間ほどおく。
4の鍋を中火にかけて2~3分間煮る。ボウルに重ねたざるに入れ、果肉とシロップに分ける。
5のシロップを鍋に戻し入れ、残りのグラニュー糖を加えて中火にかける。耐熱のゴムべらでかき混ぜながら、2~3分間煮詰める。鍋底に線が描けるくらいが目安。
6が熱いうちに、3を浸して型に敷く。まず小さな円形のパンを6にサッと浸し、ラップを敷いた型の底に詰める。
パンが破れやすいので、指でやさしく詰める(やけどに注意)。
長方形のパン8枚を1切れずつ6にサッと浸し、7の側面に少し重ねながらグルリと並べて敷く。重ねるたびに、底のほうを指で押さえてくっつける。
8切れすべてを敷いたら、底の中央を指で押さえてなじませる。
9に5の果肉を型の8分目まで詰める。残った果肉はとっておく。
側面のパンを内側に折って果肉を覆う。
大きな円形のパンを6にサッと浸して11にのせ、押さえる。型からはみ出たラップをかぶせてふたをする。
もう1コも7~12と同様にし、冷蔵庫に一晩(6~8時間)おく。残った果肉とシロップは合わせて容器に入れてふたかラップをし、使うまで冷蔵庫に入れておく。
ラップを開けて皿をかぶせ、ひっくり返して型を外す。ラップをそっとはがし、とっておいた果肉とシロップ各適量をかける。好みで九分(ぶ)立てにした生クリームを好みの口金をつけた絞り袋に入れて絞り、ミントの葉をのせる。
◆いちごシロップで!いちごスカッシュ◆
いちごシロップと果肉が余ったら、炭酸水で割ってドリンクに。いちごシロップと炭酸水は1:1の割合がおすすめです。好みで氷を入れてください。いちごの甘酸っぱさが爽やか!
このレシピをつくった人
一ノ木 理恵さん
東京・目黒のアフタヌーンティー専門店シェフパティシエ。ロンドンの製菓学校を卒業し、イギリスの5つ星ホテルでの勤務経験をもつ。確かな製菓技術でイギリス菓子の世界を広めている。
つくったコメント