きょうの料理レシピ
かぶの吸い物
シンプルな汁物。体にしみ渡るようなだしのうまみが光ります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/10 kcal
*1人分
塩分/1.4 g
*1人分
調理時間
/5分
材料
(3~4人分)
- ・かぶ 1コ(100g)
- ・昆布と削り節のだし カップ3
- *全体備考参照。
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・塩 小さじ1/3~1/2
- ・かぶの葉 (薄い小口切り) 適量
- ・柚子(ゆず)の皮 (松葉切り) 適宜
- *柚子の皮を厚めにむいて裏の白い部分を包丁ですき取り、松葉の形に切ったもの。
つくり方
1
かぶは葉を約1cm残して切り落とし、皮をむいて1cm厚さのくし形に切る。水でサッとぬらして耐熱皿にのせる。ラップをふんわりとし、電子レンジ(600W)に様子を見ながら約1分間かける。
2
鍋にだしを入れて中火にかけ、温まったら【A】で味を調える。
3
椀(わん)に1のかぶを入れ、2を加える。かぶの葉を加え、好みで柚子の皮をあしらう。
全体備考
◆「昆布と削り節のだし」材料とつくり方◆
(でき上がり量 約1.3リットル)
1.鍋に水1.8リットル、昆布30gを入れて中火にかける。湯気が上がってきたら(60℃が目安)、ごく弱火にして60℃程度の状態を保って1時間熱する。
※昆布は60℃以上になると粘りが出てうまみが出にくくなるため、なるべく60℃の状態をキープして加熱する。
2.昆布を取り出し、火を強めて鍋の縁がフツフツとしてきたら(85℃が目安)、火を止める。削り節50gを加え、約10秒間たったら紙タオルを敷いたざるなどでこす。なるべく早く使いきる。
※削り節を加えたら、苦みやえぐみが出ないようになるべく動かさない。こしたあとも絞らないこと。
きょうの料理レシピ
2023/11/24
伝えたい!にっぽんの食 だしのおいしい方程式
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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