しょうが煮風ゆで鯛
煮くずれしやすいたいも、ごく弱火でゆでればふっくら!しょうがとねぎの風味でご飯がすすみます。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
材料
(1人分)
- ・たい (切り身) 1切れ(100g)
- ・しょうが 1かけ
- ・ねぎ 5cm
- 【A】
- ・水 大さじ4
- ・酒 大さじ2
- 【B】
- ・たいのゆで汁 大さじ5
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1/2
つくり方
しょうがは2mm幅の細切りにする。ねぎは5mm厚さの斜め切りにする。
フライパン(直径20cm)に3cm深さまで水(約カップ3)を入れて中火にかける。沸騰したら一度火を止めて【A】を加え、混ぜて温度を下げる。たいを加え、煮立たせないようにごく弱火にして6~7分間ゆで、汁けをきって器に盛る。
ボウルに【B】、しょうが、ねぎを入れ、混ぜ合わせてたれをつくる。フライパンをきれいにし、たれを入れて中火で煮立たせ、2のたいにかける。
しょうがとねぎを加えるとたれに風味がつき、具としても食べられる。
◆煮魚より簡単!ゆで魚◆
火加減や煮る時間の調整が難しい煮魚。そこでおすすめなのが、ゆで魚です。魚をふっくら柔らかくゆでて器に盛り、別につくったたれをかけるだけなので、堅くならず、味つけの失敗もありません。たれにしょうがや梅干し、みそなどをプラスすれば味変も自在。簡単にレパートリーが広がります。あじやさばなどでもおいしくつくれます。煮からめないので、たれはやや濃いめの味にするのがポイント。
◆ひとり分には直径20cmのフライパン!◆
ひとり分の料理をつくるには、直径20cmのフライパンが便利。ひとり分の材料を入れたときに余分な隙間ができず、効率よく調理ができます。ゆでたり、煮たり、蒸したりと幅広い料理に使うことを考えると、少し深さがあり、底面が広いものがベター。
このレシピをつくった人
きじま りゅうたさん
祖母・村上昭子、母・杵島直美から多彩な家庭料理を学び、アパレルメーカー勤務の後、料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが雑誌や料理サイトで人気。1981年生まれ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。
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