レーズンスコーン
材料
(直径6cm・約8コ分)
- ・バター (食塩不使用) 55g
- 【A】
- ・薄力粉 150g
- ・強力粉 150g
- ・ベーキングパウダー 20g
- ・グラニュー糖 55g
- ・粗塩 2g
- ・卵 (Lサイズ) 1コ
- ・牛乳 約120g
- ・レーズン 50g
下ごしらえ・準備
1 バターは冷凍しておく。
2 オーブンは200℃に温める。
3 天板にオーブン用の紙を敷く。
つくり方
バターは冷凍庫から出し、3mm角の棒状に切り、さらに端から2~3mm幅に切る。
みじん切りの状態にする。細かいほどよい。
台に【A】を広げ、カードでザックリと混ぜ合わせる。
つくり方2~7の工程はボウルの中で作業してもよい。
1のバターを加え、カードで粉をまぶしながら、切るように混ぜる。
くっついたバターどうしをバラバラにして生地に均一に混ぜる。
レーズンを加えて混ぜ、ある程度混ざったら、カードと手ですり合わせながら、サラサラの状態にする。
バターが溶けてきたら、ボウルなどに入れて冷凍庫で冷やす。
4の中心をあけて卵と牛乳80gを加える。
手で卵を溶きほぐして牛乳と混ぜ、カードを使って周りの粉類を少しずつかけながら混ぜていく。
こねないようにしながら水分と粉類を合わせる。粉全体に水分が行き渡るよう、様子を見ながら残りの牛乳を少量ずつ加える。
牛乳は全量を加えなくてもよい。入れ過ぎに注意。
水分が行き渡ったら、軽く力を入れて生地をまとめる。
食感が変わってしまうので、こね過ぎないように注意する。
台に打ち粉(強力粉/分量外)をふり、麺棒で2cm厚さにのばす。
生地の厚みが均一でないときれいに焼き上がらないので、きちんと厚みを整える。
直径6cmの丸抜き型を1回ごとに打ち粉にくぐらせ、生地を抜く。
両手に均等に力を入れて一気に抜き、そのまま垂直に型を引き上げるときれいな形に抜ける。
型を抜いて残った生地は、再度まとめてのばし、型で抜く。
打ち粉があまりついていない断面どうしを合わせると、生地がまとまりやすく、残った生地でも口溶けのよいスコーンになる。
天板に並べ、余分な粉をはけではらう。溶き卵(分量外)をはけで薄く塗り、オーブンの温度を180℃に下げて約20分間焼く。
◆カード◆
粉を混ぜたり、粉とバターを混ぜたりするときに使う。へらより幅が広く、薄いので均一に混ぜやすい。製菓材料店や100円ショップなどで購入できる。
このレシピをつくった人
一ノ木 理恵さん
東京・目黒のアフタヌーンティー専門店シェフパティシエ。ロンドンの製菓学校を卒業し、イギリスの5つ星ホテルでの勤務経験をもつ。確かな製菓技術でイギリス菓子の世界を広めている。
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