きょうの料理レシピ
溶けないアイス
寒天入りのアイスキャンディーは、シャリシャリ、フワッと不思議な食感。子どもたちと一緒につくりながら科学を学べてアートも楽しめる、「サイエンススイーツ」をご紹介します。
写真: 野口 健志
エネルギー
/80 kcal
*1本分
塩分/0.1 g
*1本分
調理時間
/15分
*冷凍する時間は除く。
材料
(容量約80mlの型6本分)
- 【寒天液】
- 【A】
- ・牛乳 カップ2
- ・粉寒天 4g
- ・グラニュー糖 40g
- ・好みのフルーツ(2~3種類) 合わせて80g
- *ここではキウイ(輪切り)6枚、ブルーベリー24粒を使用。一口大に切ったパイナップルやオレンジ、冷凍ミックスベリーなどもおすすめ(すいか、ぶどうは不向き)。
つくり方
1
アイスキャンディー用の型の内側を水でぬらし、フルーツを等分に彩りよく入れる。
! ポイント
キウイは、断面を型に貼りつけるようにすると仕上がりがきれい。
2
【寒天液】をつくる。鍋に【A】を入れて中火にかけ、耐熱のへらで混ぜる。沸騰したら弱火にして1分間ほど煮立たせ、グラニュー糖を加えてさらに混ぜる。完全に溶けたら、火から下ろす。
! ポイント
寒天をしっかり煮立たせてからグラニュー糖を加える。吹きこぼれないように注意!
3
2の湯気が立たなくなったら、1に等分に流し入れ、持ち手の棒を刺す。冷凍庫で4時間ほど冷やし固め、室温に4〜5分間おいて型から外す。
! ポイント
外しにくければ、周りに温かいぬれ布巾を当てるとよい。
全体備考
◆サイエンスPoint◆
【寒天を入れると、溶ける温度(融点)が上がる!】
氷が溶ける温度は0℃ですが、固まった寒天液が溶ける温度は約80℃(メーカーにより異なります)。だから、寒天入りのアイスキャンディーは、30℃近い真夏の気温でも固まったまま!ダラダラと溶けないので、手を汚さずに食べられます。
きょうの料理レシピ
2022/08/15
いちおしスイーツ
このレシピをつくった人
太田 さちかさん
オーダーメイドケーキの制作を手がけながら、子ども向けのワークショップを主宰。科学と製菓、芸術を融合させたユニークな視点が評判を呼び、さまざまなメディアで活躍中。
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