ゆでたけのこ
材料
(つくりやすい分量)
- ・たけのこ 1~2本(約1kg)
- ・米ぬか カップ1弱
- *全体備考参照
つくり方
たけのこは外側の堅い皮を2〜3枚むく。
穂先の堅い部分を斜めに切り落とす。
皮に縦に2〜3か所、2~3mm深さの切り目を入れる。
切り目を入れると、ゆでたあとに皮がむきやすくなる。
大きくて深めの鍋にたけのこを入れ、かぶるまで水を加える。米ぬかをたけのこの表面を覆うように加え、強めの中火にかける。
たけのこが水面から出るようなら、紙タオルを2~3枚重ねて落としぶたにするとよい。
グラグラと沸いてきたら中火にし、フツフツと沸いた状態を保ちながら、柔らかくなるまで50分~1時間ゆでる。途中、たけのこが水面から出るようなら、水を足す。
たけのこが常に湯につかった状態を保ちながらゆでる。
根元のほうに竹串を刺し、抵抗なく中心までスッと通ったら、火を止める。鍋にふたをして、そのまま冷ます。
多少ゆですぎてもよいので、しっかりゆでる。また、鍋の中で完全に冷ますと、えぐみが取れる。
流水でぬかをサッと洗い落とし、皮をむく。
繊維が堅い皮はすべてむく。穂先の柔らかい皮(姫皮)は、刻んでみそ汁やあえ物などに使うとよい。
穂先の堅い部分を切り落とす。堅い根元を1cmほど切り落とし、さらに根元側の堅い表面をグルリとむく。サッと洗って水けをきる。
◆たけのこの目利き◆
たけのこは、土の中でゆっくり育ち、日に当たる時間が短いものが柔らかくておいしい。ずんぐりと太くて重く、皮の色が薄いものを選ぶとよい。
●ぬかがないときは
ぬかと水のかわりに、米の最初のとぎ汁でゆでるとよい。とぎ汁が足りないようなら、2回目のとぎ汁(または水)適宜を足す。
●すぐに使わないときは
たけのこを二〜四つ割りにして保存容器に入れ、完全にかぶるまで水を加える。毎日水をかえて、冷蔵庫で3~4日間保存可能。
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このレシピをつくった人
山脇 りこさん
長崎県の日本旅館に生まれ、四季折々の料理に触れながら育つ。素材の持ち味を生かした野菜料理や保存食が得意。旅好きで、海外の料理にも造詣が深い。
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