かぼちゃ蒸しパン
かぼちゃをたっぷりと練り込んだ、やさしい味わいの蒸しパンです。かぼちゃのでんぷんの働きで、ふんわりとふくらみます。ほんのりとした甘さで、食事や子どものおやつにぴったり。
写真: 新居 明子
*1コ分
*1コ分
*休ませる時間、発酵させる時間は除く。
材料
(4コ分)
- ・かぼちゃ (皮とワタは除く) 100g
- 【A】
- ・てんさい糖 大さじ1
- *全体備考参照。
- ・粗塩 小さじ1/3
- *全体備考参照。
- ・植物油 小さじ2
- *全体備考参照。
- ・水 大さじ2
- ・ドライイースト 小さじ2/3
- ・強力粉 150g
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 オーブン用の紙を10cm四方に4枚切る。
つくり方
かぼちゃは蒸気の上がった蒸し器に入れ、竹串がスッと通るまで10分間ほど強火で蒸す。熱いうちにポリ袋(Mサイズ)に入れ、袋の上からコップの底などでよくつぶす。【A】を順に加えて袋の上から軽くもみ、人肌くらいの温度になったら、ドライイーストを加えてよくもむ。
1に強力粉を加え、空気を入れて口をねじり、粉っぽさがなくなるまで50回ほどよく振る。
かぼちゃの水分が少なくて粉っぽさがなくならない場合は、水少々を足すとよい。
空気を抜き、袋の上から7~8分間、しっかりともむ。
もんでいるうちに堅かった生地が柔らかくなり、弾力が出てくる。生地がほんのりと温かくなるまでもむ。
袋の口をねじってとめ、常温で15分間ほど休ませる。
生地を少し休ませると、ふくらみがよくなる。
生地の表面がピンとはるように丸めて袋に置く。手で軽く押して平らにし、カードかナイフで4等分にする。
オーブン用の紙に1コずつのせ、蒸し器に入れる。鍋に60℃くらいの湯を入れ、蒸し器をのせる。ふたをし、一回り大きくなるまで30分間ほど発酵させる。蒸し器をいったん鍋から下ろし、鍋を中火にかける。湯が沸騰したら、再び蒸し器をのせて15分間蒸す。
◆温め直せば蒸したて同様に!◆
冷めてもおいしくいただけますが、蒸気の上がった蒸し器で5分間ほど温め直すと、蒸したて同様の口当たりが楽しめます。また、オーブントースターで表面をカリッと焼くのもおすすめです。
◆白崎さんが使用する調味料◆
・植物油→菜種サラダ油、または、ごま油(白)。
・粗塩→原料がミネラル含有量の多い海水100%の塩。
・てんさい糖→てんさい(砂糖大根)が原料の砂糖。きび糖で代用できる。
◆はじめてのパン3つのポイント~かぼちゃ蒸しパン~◆
1.かぼちゃのでんぷんの働きで、フワフワに!
2.成形いらず! 切りっぱなしで蒸すだけ!
3.発酵は1回、30分間だけでOK!
このレシピをつくった人
白崎 裕子さん
神奈川県・葉山の海辺に建つ古民家にて、オーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰。
小麦粉、卵、乳製品をつかわない、お菓子やパンのレシピを、日々、考案している。
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