りんごのそば粉クレープ
クレープはもともと、そば粉でつくるフランスの「ガレット」がその原型とも言われています。甘酸っぱいりんご煮を包み、煮汁でつくったソースをかけて。
写真: みんなのきょうの料理
材料
(直径19cm 約12枚分)
- 【クレープ生地】
- ・そば粉 100g
- ・グラニュー糖 40g
- ・塩 ひとつまみ
- ・卵 2コ
- ・卵黄 1コ分
- ・牛乳 カップ1+1/2
- ・溶かしバター (食塩不使用) 20g
- ・サラダ油 少々
- *またはバター
- 【りんご煮】*つくりやすい分量
- ・りんご 4~6コ(1.2kg)
- *王林
- ・砂糖 300~400g
- ・レモン (輪切り) 3~4枚
- 【りんごソース】
- ・りんごの煮汁 カップ1/2
- ・バター (食塩不使用) 50g
- ・オレンジリキュール 小さじ1~2
- 【ホイップクリーム】
- ・生クリーム カップ1
- ・グラニュー糖 大さじ2
つくり方
りんごは6~8等分のくし切りにして、芯を除いて皮をむき、さらに3等分のひと口大に切って鍋に入れる。
鍋を火にかけ、温まったら砂糖、レモンを加えて混ぜ、りんごになじませる。砂糖が溶け、水分が出てきたら落とし蓋をして、さらに水分が出るまでときどき上下を返し、弱火でりんごがやわらかくなるまで約30~40分間煮る。
火を止め、クレープのソースに使用する分の煮汁は別にとり分け、りんごを粗くつぶす。
ボウルにそば粉、グラニュー糖、塩を入れ、泡立て器でよく混ぜる。中央をくぼませて卵を割り入れ、卵黄も加えて、なめらかになるまでよく混ぜる。
牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ合わせ、溶かしバターも加えて混ぜる。ラップをかけ、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
フライパンを熱し、サラダ油(またはバター)少々をペーパータオルでなじませ、クレープ生地を流し入れ、手早くフライパンをまわして全体に薄く広げる。中火~弱火を調整しながら、生地のまわりが薄く色づいたら周囲をはがし、裏返して裏面も焼く。残りも同様にして焼く。
バターは小さく切っておく。小鍋にりんごの煮汁を入れて火にかけ、バター加えて混ぜながら溶かし、軽くとろみがついたらオレンジリキュールを加え、火を止める。
ボウルに生クリームを入れ、グラニュー糖を加えてハンドミキサーや泡立て器で、かために泡立てる。
器にクレープ生地を盛り、りんご煮をのせてクレープ生地を折りたたんで包み、りんごソースをかける。お好みでホイップクリームを添える。
このレシピは「栗原はるみ 福島の食にエールを みんなのきょうの料理スペシャルインスタライブ from 桑折町」のために作成されたものです。そば粉は桑折町産の半田銀山そばの粉、りんごは桑折町産の王林を使用しました。
こちらもおすすめ
豚肉とごぼうのハンバーグ
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
つくったコメント