きょうの料理レシピ
レモンツナ
自家製ならではのまぐろのしっとり感をお試しあれ。時間をおくほどにレモンの爽やかな風味が際立ちます。
写真: 広瀬 貴子
エネルギー
/870 kcal
*全量 (油は除く)
塩分/4.4 g
*全量 (油は除く)
調理時間
/30分
*冷蔵庫におく時間、粗熱を取る時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・まぐろ (刺身用/さく) 2さく(400g)
- ・塩 小さじ1+1/3(8g)
- *まぐろの重量に対して2%。
- 【A】
- ・オリーブ油 カップ1
- ・サラダ油 カップ1
- ・黒こしょう (粒) 10粒
- ・レモン (国産/輪切り) 1/2コ分
つくり方
1
まぐろをバットに入れ、塩を全体にまぶす。バットにピッチリとラップをし、冷蔵庫に20分間おく。しっかりと水けを拭く(塩は残っていてよい)。
! ポイント
指でまぐろに塩をやさしくなじませる。傷みにくくするため、水けはよく拭き取る。
2
厚手の鍋に1のまぐろ、【A】を入れて中火にかける。まぐろの色が変わってきたら上下を返す。全体の色が変わったら弱火にし、レモンを加えて火が通るまで15〜20分間煮る。火を止め、そのまま組熱を取る。
! ポイント
レモンはくずれやすいのであとから加えて弱火で煮る。
3
まぐろを取り出してほぐす。清潔な保存容器に入れ、鍋に残った油、レモンを加える。まぐろが油に完全に浸らない場合は、オリーブ油適量(分量外)を加える。すぐに食べられる。
! ポイント
好みの大きさにほぐせるのも、手づくりの醍醐(だいご)味。
全体備考
●保存
油に浸った状態で冷蔵庫で2週間。
●すし職人のまぐろの選び方
筋っぽいまぐろはツナにするのがおすすめ。刺身で食べるなら、つややかな赤色で、繊維や筋の少ないものを。
きょうの料理レシピ
2021/10/18
手仕事12か月 いくらのしょうゆ漬け
このレシピをつくった人
野本 やすゆきさん
大学商学部卒業後、調理師学校に入学し調理師免許取得。
谷中で一番古い家業の寿司店で修業するかたわら、フードコーディネータースクールにに入校。卒業後、同校アシスタントスタッフを経て独立。
料理雑誌へのレシピ提供、テレビ番組や広告のフードコーディネート、料理講師、フードコーディネーター養成スクールの講師、松寿司三代目として寿司屋の経営など、食にかかわるジャンルで幅広く活躍。
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