よもぎもち
濃い緑色が美しい、はまぐり形の和菓子。ほろ苦いよもぎの香りに春の訪れを感じます。きな粉で香ばしさも添えて。
写真: 鈴木 正美
*1コ分
*1コ分
材料
(6コ分)
- ・粉末よもぎ 適量
- *よもぎの葉を乾燥させ、粉末にしたもの。つくり方1のあとで小さじ2を使用。
- 【A】
- ・上新粉 100g
- *うるち米を洗って乾燥させ、粉にしたもの。
- ・もち粉 15g
- *もち米を洗って乾燥させ、粉にしたもの。
- ・ぬるま湯 (50℃) 160ml
- *水80mlと熱湯80mlを混ぜる。
- ・きな粉 適量
- ・サラダ油
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 あずき粒あんは6等分にして丸める。
2 オーブン用の紙(30cm四方)にサラダ油をごく薄く塗る。
つくり方
粉末よもぎはこし器でうぶ毛や茎などを除く。
耐熱ボウルに【A】、1のよもぎ小さじ2を入れ、よく混ぜる。分量のぬるま湯を加え、泡立て器でよく混ぜる。
ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に1分間かけ、木べらでよく混ぜる。
再びラップをして電子レンジに1分30秒間かけ、よく混ぜる(まだ堅い状態)。これをもう一度繰り返し、柔らかくてコシのある餅のような状態にする。
最初は堅いが、数回に分けてレンジにかけると、ムラのない生地になる。
サラダ油を塗ったオーブン用の紙に4をのせて紙の上から手で押しながらよく混ぜ、なめらかでコシのある状態にする。
紙で生地を包んだまま転がし、約12cm長さの棒状にする。紙を開き、へらなどで6等分にする。
両手ではさんで押し広げ、楕(だ)円形にする。
生地が手にくっつくようなら、サラダ油少々を塗る。
7を手のひらにのせて丸めた粒あんを手前にのせ、半分に折る。
かぶせたほうの手のひらの親指から小指のつけ根を生地のカーブに合わせて押さえ、口をしっかりと閉じる。
バットにきな粉を広げ入れ、9の底にまぶす。好みで上にもふる。
きな粉は好みでたっぷりまぶしてもおいしい!
●保存
1コずつラップに包み、常温または冷蔵庫で1~2日間、冷凍庫で約2週間保存可能。冷凍の場合は冷蔵庫で解凍する。
◆「あずき粒あん」のつくり方はこちら◆
あずき粒あん
このレシピをつくった人
金塚 晴子さん
製菓学校で和菓子を学び、茶会や料亭の依頼菓子をつくるうちに、センスと味のよさが評判を呼ぶ。東京都内で和菓子教室を主宰。やさしくておいしい和菓子が評判を博している。
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