きょうの料理レシピ
乾パンチャンプルー
非常用に“とりあえず”ストックしてあることの多い乾パン。賞味期限が迫ったら、乾パンを麩(ふ)に見立てた、市瀬さん流チャンプルーに。無理やりではなく、おいしく食べて使いきれます。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/150 kcal
*1人分
塩分/1.2 g
*1人分
調理時間
/10分
*乾パンを水に浸す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・乾パン 1/2缶(45g)
- ・卵 3コ
- ・たまねぎ 1/2コ(100g)
- ・塩昆布 (細切り) 10g
- ・削り節 (小)1袋(3g)
- ・塩 小さじ1/6
- ・サラダ油 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
つくり方
1
乾パンをたっぷりの水に20分間ほど浸して、途中1~2度上下を返しながら柔らかく戻す。両手ではさんでやさしく水けを絞る。たまねぎは縦に薄切りにする。
! ポイント
多少くずれるくらいは問題ないが、ボロボロとくすれやすいので強く絞らないこと。
2
ボウルに卵を溶きほぐし、塩を加えて混ぜ、1の乾パンを加えてからめる。
3
フライパンにサラダ油を中火で熱し、たまねぎを炒める。1分間ほど炒めて透き通ってきたらフライパンの端に寄せ、あいているところに乾パンを卵液ごと加える。動かさず1分間ほど焼きつけたら、木べらなどで上下を返し、卵が固まるまでサッと焼く。
! ポイント
1回で上下を返すのは難しいので、すくえる分ずつ木べらにのせて返す。
4
塩昆布、削り節を加えて全体を炒め合わせ、しょうゆを回し入れ、サッと混ぜる。
全体備考
~ストック食材~
■乾パン
保存、携帯のために堅く焼きしめたビスケットの一種。氷砂糖やあめが入っているものもある。賞味期限が長く調理の必要もないので、防災食として広く普及している。
◆乾パンに入っている氷砂糖を活用して◆
氷砂糖のホットレモン
きょうの料理レシピ
2021/03/09
いつも&もしもの防災レシピ
このレシピをつくった人
市瀬 悦子さん
多くの料理研究家のアシスタントを経て独立。「おいしくて、つくりやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなど幅広く活動中。身近な素材にちょっとした工夫を加えたレシピは、料理初心者からベテラン主婦をはじめ、幅広い層に人気。著書多数。
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