さば缶ビビンバ
ストック食材の定番・さば缶を好みの野菜や乾物とともに米にのっけてフライパンで炊くだけ!非常時にもつくりやすく、炊飯器に頼らず米を炊く練習にもなります。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
*乾物を戻す時間、蒸らす時間は除く。
材料
(4人分)
- ・米 400ml(カップ2)
- ・さばの水煮 (缶詰) 1缶(190g)
- ・干ししいたけ (薄いもの) 4枚(20g)
- *香信(こうしん)などの薄いもの。
- ・切り干し大根 (乾) 20g
- ・にんじん 1本(100g)
- ・小松菜 1ワ(200g)
- ・にんにく 2かけ
- ・ナムプラー 大さじ1
- *なければしょうゆ大さじ1+1/2でもよい。
- ・白ごま (粗ずり) 適量
- ・コチュジャン 適宜
- ・ごま油
- ・塩 小さじ1/2
つくり方
干ししいたけは軸を除いて食べやすく割り、切り干し大根とともにポリ袋に入れ、水カップ3+1/4に15分間ほどつける(戻し汁はとっておく)。にんじんはスライサーなどで細切りにする。小松菜は5cm長さに切る。
フライパンにごま油大さじ2を中火で熱し、米を洗わずに入れ、つやが出るまで炒める。塩、1の戻し汁全量を加えて、火を止める。
米は洗わずに炒めると水の節約にも。油のコーティングで米ぬかのくせが抑えられ、パラリとおいしく炊き上がる。
乾物の戻し汁を米を炊く水に活用。乾物のうまみでだしいらずに。ポリ袋で戻せば、洗い物も減らせる。
米の上にしいたけ、切り干し大根、にんじん、小松菜を放射状に並べ、中心にさばを缶汁ごと加える。にんにくをのせ、ふたをして強めの中火にかける。蒸気が上がってきたら弱火にし、15分間炊く。火を止め、ふたをしたまま8~10分間蒸らす。
ナムプラー、白ごま、ごま油適量をふり、好みでコチュジャンを添え、にんにくをつぶしながら全体を混ぜる。
~ストック食材~
■さばの水煮(缶詰)
数ある缶詰のなかでも安価で手軽に入手でき、ビタミンやカルシウムなどの栄養が豊富。水煮のほか、味つけもさまざまあり、アレンジの幅が広い。
~鍋で米を炊いてみよう!~
■鍋炊きご飯
鍋に洗って水けをきった米、米の容量(ml)の1.1倍程度の水を入れ、ふたをして中火にかける。蒸気が上がってきたら弱火にし、10分間炊く。火を止め、10分間ほど蒸らし、ほぐす。一升(1.8リットル)以上を炊く場合は、強火で熱し、沸騰してきたら底から一度混ぜ、弱火にしてから10〜12分間炊くとよい。
このレシピをつくった人
枝元 なほみさん
劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。食材を組み合わせて新しいおいしさを見つけるのが大好きと語る。現在「ビッグイシュー日本版」のcookingのページも連載中。
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