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きょうの料理レシピ

柚子しょうゆ

ふだん使うしょうゆのかわりに。目玉焼きや焼いた厚揚げ、大根おろしにかけても。柚子(ゆず)の香りを楽しんで!

柚子しょうゆ

写真: 宮濱 祐美子

材料

・柚子の果肉 (皮をむいたもの) 3コ分
*全体備考参照。
・しょうゆ 約カップ3/4

つくり方

1

柚子の果肉は横半分に切り、種を除く。

2

消毒した保存容器(容量約500ml)に入れ、しょうゆをヒタヒタに注ぐ。

! ポイント

瓶の煮沸消毒法:大きめの鍋に保存瓶とふた、かぶるくらいの水を注いで沸かし、5分間煮沸する。取り出して自然乾燥させる。

3

冷蔵庫に1日ほどおく。常に果肉が浸る状態を保つ。

全体備考

●保存
冷蔵庫(1か月後に柚子を除く)

~ちょこっと柚子仕事~
◆干し柚子(皮をつかって)◆
柚子はみかんの皮をむく要領で、丁寧に皮をむく。ヘタを取り、ヘタの穴に麻ひもを通す。室内の涼しく風通しのよい場所につり下げ、完全に乾くまで、5日間~1週間干す。その後も干したままでOKだが、様子を見て傷まないうちに早めに使いきる。
《活用法》ちぎってスープやお茶に加えて香りづけに。細かく刻んで塩や七味とうがらしに混ぜたり、焼き菓子の生地に混ぜて使う。
◆種◆
種は乾燥させてお茶などに使うとよい。種は洗って水けを拭き、ざるに広げて3日間ほど干す。色づくまでからいりする。香ばしく、ほろ苦く、柚子の爽やかな香りもあり、そのまま煮出したり、チャイや緑茶に入れたりしてもおいしい。
◆果肉◆
「柚子しょうゆ」や「柚子酢」に使う。

◆こちらのレシピも参考に◆
柚子酢
柚子スパイスチャイ

きょうの料理レシピ
2021/02/15 手仕事12か月 柚子の保存食

このレシピをつくった人

コウ 静子

コウ 静子さん

料理家である母、李映林さんの韓国薬膳を取り入れた日々の食卓や、2人のいとこが韓医学博士で韓医師と婦人科医という環境から、薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。自身も国際中医薬膳師である。
TV、ラジオ、雑誌など多数のメディアで料理を提案しながら、自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。それは心と体を美しく豊かにしてくれるということを、料理を通じて伝えている。
講演、飲食店プロデュースや雑貨の提案も行っている。弟のコウケンテツさんも同じく料理家として活躍中。
著書に「野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん」(大和書房)「症状別 体の不調を整えるごはん」(家の光協会)など多数。

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