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きょうの料理レシピ

塩柚子

柚子(ゆず)を塩漬けにします。梅干し感覚で酸味のアクセント的に使ったり、薬味にしたり。塩と溶け合った汁も調味料として活用。香り高く、使い勝手も抜群です。

塩柚子

写真: 宮濱 祐美子

エネルギー /110 kcal

*全量

塩分/48.7 g

*全量

調理時間 /10分

*室内におく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量/約360g分)

・柚子 3コ(360g)
・粗塩 約50g
*柚子の正味の重量の20%。
・塩 適量

つくり方

1

柚子は、柚子茶13と同様に洗って四つ割りにし、芯と種を除く。重さを量り、重量の20%の粗塩を準備する。

2

消毒した広口の保存瓶(容量約600ml)に1の粗塩少々をふり、柚子約1コ分を入れる。粗塩、柚子を交互に重ねていき、最後に多めに粗塩をふる。

! ポイント

瓶の煮沸消毒法:大きめの鍋に保存瓶とふた、かぶるくらいの水を注いで沸かし、5分間煮沸する。取り出して自然乾燥させる。
瓶の底に粗塩をふり、柚子と重ねて入れると塩が溶けやすい。粗塩は上にいくに従って多めに。

3

表面にラップをぴったりとかぶせ、瓶に入る大きさの小皿など軽いおもしをのせる。ふたをして、塩が溶けるまで、室内のいちばん涼しい場所に4~5日間おく。1日に数回上下を返す。小皿とラップを除いて冷蔵庫で保存する。

全体備考

●保存
冷蔵庫で約2か月間

◆こちらのレシピも参考に◆
柚子茶
塩柚子鍋
塩柚子おいなりさん

きょうの料理レシピ
2021/02/15 手仕事12か月 柚子の保存食

このレシピをつくった人

コウ 静子

コウ 静子さん

料理家である母、李映林さんの韓国薬膳を取り入れた日々の食卓や、2人のいとこが韓医学博士で韓医師と婦人科医という環境から、薬膳や韓医学を身近に感じて育つ。自身も国際中医薬膳師である。
TV、ラジオ、雑誌など多数のメディアで料理を提案しながら、自分自身と向き合い、日々の食卓を大切にすること。それは心と体を美しく豊かにしてくれるということを、料理を通じて伝えている。
講演、飲食店プロデュースや雑貨の提案も行っている。弟のコウケンテツさんも同じく料理家として活躍中。
著書に「野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん」(大和書房)「症状別 体の不調を整えるごはん」(家の光協会)など多数。

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