フライパンローストビーフ
フライパンで手軽につくれるのにまるでレストランのようなおいしさ。切り方やソース、付け合わせを変えると、楽しさが倍にふくらみます。
写真: 竹内 章雄
*全量/付け合わせ、ソースは除く。
*全量/付け合わせ、ソースは除く。
*肉を休ませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
つくり方
牛肉全体に塩をまぶしてもみ込み、こしょうをまぶして約5分間おく。
深めのフライパンにサラダ油を熱し、強火(脂の多い肉の場合は中火~強火)で牛肉を焼きつける。
側面まで、まんべんなく丁寧に焼きつける。
全面に焼き色がついたら弱火にしてふたをし、5~8分間蒸し焼きにする。上下を返してふたをしたまま、さらに5~8分間焼いたら、火を止めて取り出す。アルミ箔(はく)に包み、約10分間休ませる。
焼き時間は、肉の大きさや形によって調整する。焼いてから休ませて、余熱でしっとりさせる。
【赤ワインソースの場合】(写真はこちら)
かぶを皮付きのまま四~六つ割りにし、オリーブ油を熱したフライパンで焼きつける。ローストビーフを厚めに切って器に盛り、かぶを添えて赤ワインソースをかける。好みで黒こしょうをふる。
【みそさんしょうソースの場合】
きゅうりは5~6cm長さの細切りにし、ねぎは5~6cm長さのせん切りにし、水にさらして水けを拭く(白髪ねぎ)。ローストビーフを薄切りにして器に盛り、きゅうり、ねぎ、みそさんしょうソースを巻いて食べる。
パンにはさんでローストビーフサンドにしたり、ローストビーフ丼にしても(全体備考参照)。
※肉の火の通りが十分でない場合は、さらに加熱してください。
◎ローストビーフをサンドイッチに
軽くトーストした食パンにバターと和がらしを塗り、ローストビーフを並べて塩、こしょうをふり、もう1枚の食パンでサンドするだけ。ローストビーフはちょっと厚めに切ったほうがジューシーでおいしい。
◎ローストビーフ丼
薄切りにして温かいご飯にのせ、わさびじょうゆをかける。
◆和と洋 2種類のソースで◆
赤ワインソース
みそさんしょうソース
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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