豚肉ときのこの甘酢がらめ
薄切り肉を丸めて食べごたえを出すワザありの一品。きのこや野菜を合わせ、秋らしく彩り豊かに仕上げます。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・豚こま切れ肉 160g
- 【A】
- ・酒 大さじ1/2
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・生しいたけ 2枚(40g)
- ・まいたけ 1パック(130g)
- ・ピーマン 1コ(30g)
- ・にんじん 1/5本(30g)
- ・ねぎ 1/3本(25g)
- ・しょうが 1かけ(10g)
- 【甘酢だれ】
- ・酢 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 大さじ1/2
- ・水 大さじ1/2
- ・かたくり粉 小さじ2
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ2
つくり方
豚肉をボウルに入れ、【A】を加えて混ぜ、下味をつける。さらにかたくり粉をもみ込む。【甘酢だれ】は混ぜ合わせておく。
かたくり粉をもみ込んでおくと、丸めたときに形がくずれにくい。
フライパンにサラダ油を中火で熱し、1の豚肉を一口大に丸めて入れる。全体が香ばしく色づき、火が通ったら、一度取り出す。
丸めてボリュームをアップ。薄切り肉なので早く火が通る。豚肉を焼いている間に野菜を切るとよい。
しいたけは石づきを除いて薄切りにし、まいたけは小房に分ける。ピーマンは太めの細切り、にんじんは細切りにする。ねぎは斜め薄切り、しょうがはせん切りにする。
野菜は火が通りやすい切り方にする。
2のフライパンを弱火にかけ、しょうがを軽く炒める。にんじん、しいたけ、まいたけ、ピーマンを加えて中火で炒め、豚肉を戻し入れる。よく混ぜた【甘酢だれ】を加えてからめながら炒め、ねぎを加えて軽く火を通す。
【甘酢だれ】をからめながら、一気に炒めて照りを出す。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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