きょうの料理レシピ
紅茶風味の生ショコラ
アールグレーの香りを加えて、ほろ苦いカカオとのハーモニーを楽しみます。
写真: ハリー 中西
エネルギー
/450 kcal
*1コ分
調理時間
/20分
*冷やし固める時間は除く。
材料
(100ml容量の器5コ分)
- ・製菓用チョコレート (ミルク) 140g
- ・製菓用チョコレート (スイート) 35g
- *カカオ分を65~70%含んでいるものがよい。商品によっては「ビター」「ブラック」などの表示をしていることがある。
- ・生クリーム (乳脂肪分約38%) 250g
- ・紅茶の茶葉 (アールグレー) 15g
- ・バター (食塩不使用/室温に戻す) 35g
- ・紅茶のリキュール 14g
- *なければ、同量のブランデーでもよい。
- ・ココア 適宜
つくり方
1
2種類のチョコレートは細かく刻み、ボウルに入れる。
2
鍋に生クリームを入れて火にかけ、大きく泡立つまで沸騰させる。火を止め、紅茶葉を入れ、ふたをして3分間蒸らす。
3
全体をざっと混ぜ、こし器を通してボウルに受ける。
4
1に3を注ぎ入れる(このとき3は60~70℃になっているとよい)。気泡をつくらないように、静かにゴムべらで混ぜ、チョコレートをよく溶かす。
5
小さくちぎったバター、紅茶のリキュールを加え、静かに混ぜて溶かし、約45℃まで温度を下げる。
6
好みの器に流し入れ、人肌程度に温度が下がったら、冷蔵庫に入れ、約3時間冷やす。食べる前に、好みで表面にココアをふってもよい。
全体備考
チョコレートの菓子づくりでは、温度管理がつやと食感に影響を与えます。この生ショコラでは、刻んだチョコレートに60~70℃の生クリームを注ぎ、混ぜ終えたときは約45℃になっているのがベスト。この温度で作業をすると、材料の水分と油分がきちんと混ざり合って、きれいな光沢が生まれ、食べたときにはトロッと溶けるような舌触りになります。
きょうの料理レシピ
2006/01/25
お菓子大好き
このレシピをつくった人
林 雅彦さん
ヨーロッパ各国で開かれる洋菓子コンクールで数々の賞を受賞。関西の製菓専門学校で講師も務める。
奈良市にあるフランス菓子店「ガトー・ド・ボワ」のオーナーパティシエ。
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