
きょうの料理レシピ
おでん
具材の味わいを引き出しながら、だしのうまみをゆっくりしみ込ませます。

写真: 中村 淳
エネルギー
/220 kcal
*1人分
調理時間
/90分
材料
(4人分)
- ・大根 4切れ(約400g)
- ・こんにゃく 1枚
- ・早煮昆布 (約20cm長さのもの) 4枚
- ・さつま揚げ 4枚
- ・ちくわ (小) 2本
- ・はんぺん 1枚
- ・ぎんなん 24コ
- 【しのだ袋】
- ・油揚げ 2枚
- ・キャベツ (ゆでて、せん切り) 2枚(約80g)
- ・干ししいたけ (戻してせん切り) 2枚
- ・鶏ひき肉 50g
- ・酒 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- 【煮汁】
- ・だし カップ5~7+1/2
- *昆布とかつおで濃いめにとる。分量は鍋の大きさに合わせる。
- ・砂糖 大さじ1~1+1/2
- ・酒 大さじ1~1+1/2
- ・みりん 大さじ1~1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ2~3
- ・粗塩 小さじ1/2~1
- ・溶きがらし 適量
下ごしらえ・準備
1 大根は2.5cm厚さに切り、皮をむいて面取りをし、片面に十文字の切り目を入れる。ラップで包み、電子レンジ(600W)に5~6分間、大根に火が通るまでかける。
2 こんにゃくは食べやすい大きさに切って、はしでさわって堅くなるまでゆでる。
3 早煮昆布は汚れをふいてだしにくぐらせてから少しおき、柔らかくなったら結ぶ。
4 ぎんなんは紙の封筒や厚めのポリ袋などに入れ、口を折って電子レンジ(150~200W)にパンパンと音がするまで4~5分間かける。冷ましてから割れ目の入らないものは割れ目を入れて、鬼皮と薄皮を取り、3コずつようじに刺す。
5 はんぺんは食べやすい大きさに切る。
6 さつま揚げは熱湯をかけて油抜きをする。
7 ちくわは食べやすい大きさに切る。
つくり方
1
【しのだ袋】以外の具材の下ごしらえをする。
2
【しのだ袋】をつくる。油揚げは紙タオルではさんで上から押して油抜きをする。鶏ひき肉は酒としょうゆで下味をつける。キャベツとしいたけは混ぜておく。
3
油揚げは長いほうを半分に切って切り口を開く。袋状にして切り口から1cmほど折り返す。混ぜたキャベツとしいたけ、鶏ひき肉を4等分し、油揚げに詰めてようじで口をとめる。
! ポイント
キャベツ、しいたけを詰めたあとに鶏ひき肉を入れると、ひき肉がふたの役割をして具材が外に出ない。折り返した切り口を元に戻してひだを寄せ、縫うようにようじでとめる。
4
【煮汁】のだしを温めて、調味料を溶かしておく。はんぺんとぎんなんを除いた材料を鍋に入れ、【煮汁】を注いで、落としぶたをして煮る。煮立つまでは強火、その後は火を弱めて約1時間、コトコトと煮込む。ぎんなんとはんぺんは、食べる直前に入れてサッと煮る。
5
鍋ごと食卓に出し、溶きがらしを添える。
全体備考
◆ここが決め手!◆
具材の下ごしらえをしっかりして、煮汁の味をしみ込ませる。煮汁は、鍋に具材を並べてからヒタヒタに注ぐと、見た目もきれいに仕上がる。鍋が大きい場合は、先に落としぶたをしてから煮汁を注ぐと具が動かなくてよい。
きょうの料理レシピ
2008/01/14
“煮方”が決め手!冬のあったかおかず
このレシピをつくった人

清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

写真撮り忘れてしまいましたが、シンプルで美味しいおでんができました。練り物から甘味が出るので砂糖抜きで作りましたが、それでも甘めの仕上がりになりました。
2022-03-18 04:36:14
濃口醤油を入れると結構濃い色のおでんが出来上がります。ずっと関西おでん派でしたが、このおでんは旦那に好評!煮る時に追い鰹としてお茶パックに鰹節を入れて一緒に煮ます。とっても美味しくできます。
2021-12-20 06:01:27
今まで、どうも家で作るおでんは味が決まらないと思っていましたが、関西人なので、お醤油を濃口薄口半々にした以外は、分量通りにしました。これで決まりですね。やっぱりスジ肉は外せないです。あんまりコトコト炊かず、厚手のバスタオルに包んで味を含ませます。ガス代も節約出来て、練り物も美味しいです。
2021-02-02 08:21:12
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