きょうの料理レシピ
里芋の煮っころがし
どんなときでもしみじみおいしいと思えるおかず。秋に食べたい野菜の煮物です。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/100 kcal
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・里芋 (小) 10コ(約250g)
- *多めに購入した場合は、蒸しておけば冷蔵保存でき、使い回せる
- ・だし カップ2/3
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1+1/3
- ・酒 大さじ1+1/3
- ・しょうゆ 大さじ1弱
- ・青柚子 適量
つくり方
1
里芋は流水の下で、軽くたわしでこすって洗う。
2
里芋を皮つきのまま蒸し器に入れる。強火にかけ、蒸気が上がってきたらふたをして、12~15分間蒸す。
3
蒸し上がりの目安は竹ぐしを刺してみて確認。蒸しすぎは禁物なので、やっとくしが通るくらいの堅さでOK。蒸し上がったらざるに上げて冷まし、必要な量をとって皮をむく。残りは皮つきのまま冷蔵庫に保存する。
4
なべにだしと【A】の材料を入れて温め、里芋を加えて強火にする。
5
煮立ったら静かに沸騰するくらいの火加減にし、水でぬらした落としぶたをする。急ぐ場合はさらにふたをし(きせぶたという)、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。
6
なべを静かに揺すって煮汁をからめ、照りよく仕上げる。器に盛り、青柚子の皮のせん切りを散らす。
蒸した里芋を使ってこんなレシピも
里芋の田楽
きょうの料理レシピ
2001/09/11
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
つくったコメント