さつまいもフォカッチャ
なると金時をパン生地に加えることで、強力粉が少なくてすみ、1分間ほどこねるだけで、驚くほどふんわりと焼き上がります。
写真: 新居 明子
*全量
*全量
*生地をおく時間、発酵させる時間は除く。
つくり方
ボウルに【A】を入れて軽く混ぜ、真ん中をくぼませる。さつまいもの塩煮200g、水(またはぬるま湯)カップ1/2を加え、ゴムべらでつぶす。粉っぽさがなくなるまで全体を混ぜ、オリーブ油大さじ2を加える。手で生地をちぎりながら油をなじませ、一まとめにする。ラップをして15分間おく。
◎ふんわりと仕上がる◎
なると金時に豊富に含まれる食物繊維で、生地がふんわりと仕上がる。
粗塩小さじ1/3を加え、生地がなめらかになるまで1分間ほどこねる。ポリ袋に入れて空気を抜き、口をしっかり閉じ、袋がパンパンにふくらむまで温かい場所に1時間ほどおく(一次発酵)。
冷蔵庫の野菜室で8~12時間低温発酵させても。
袋から出してオーブン用の紙にのせ、三つ折りにする。手で1cm厚さにのばしてオリーブ油を薄く塗る。ラップをして天板にのせ、2cm厚さになるまで温かい場所に30分間ほどおく(二次発酵)。
残りのさつまいもの塩煮を1.5cm角に切る。3にオリーブ油を薄く塗り、指で等間隔にくぼみをつけてさつまいもをのせる。200℃に温めたオーブンで20~25分間焼く。食べやすく切り、オリーブ油・粗塩・黒こしょう各適量を合わせて添える。
◎なると金時◎
高系14号という品種で表皮が赤く、身は黄金色。くりのようなホクホクとした食感が特徴で、食物繊維が豊富。徳島の温暖な気候と良質な砂地で栽培されている。保存は、新聞紙で包むか紙袋に入れて常温で。
さつまいもの塩煮のレシピはこちら
さつまいもの塩煮
このレシピをつくった人
白崎 裕子さん
神奈川県・葉山の海辺に建つ古民家にて、オーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰。
小麦粉、卵、乳製品をつかわない、お菓子やパンのレシピを、日々、考案している。
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