みかんとビスケットのココアマフィン
材料を混ぜ合わせて焼くだけの簡単マフィン。生のみかんを加えてしっとり感をプラスし、市販のビスケットでかわいらしく仕上げます。
写真: 宮濱 祐美子
*1コ分
*1コ分
材料
(直径4×高さ4cmの紙カップ10コ分)
- ・バター (食塩不使用) 60g
- ・砂糖 90g
- ・塩 1つまみ
- ・卵 1コ
- 【A】
- ・薄力粉 130g
- ・ココアパウダー 大さじ3+1/3(20g)
- ・ベーキングパウダー 小さじ2(8g)
- ・牛乳 大さじ5(75g)
- ・みかん (小/横半分に切って小房に分ける) 2コ分(正味120g)
- ・ビスケット (飾り用/市販) 適量
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 バターと卵は常温に戻しておく。
2 ココアパウダーは茶こしで一度ふるっておく。
3 オーブンを170℃に温めておく。
つくり方
ボウルにバターを入れてクリーム状になるまで泡立て器で混ぜ、砂糖と塩を加えて混ぜる。卵を割り入れ、卵黄をつぶすようにして混ぜ合わせる。
【A】を合わせ、1にざるでふるい入れ、牛乳も加えてゴムべらで均一になるように混ぜ合わせる。生地に粉っぽさがなくなり、ツヤが出てきたらみかんを加えてザックリと混ぜる。
2をスプーンですくい、カップに7~8分目まで入れる。ビスケットをカップ1つにつき1~2コ、生地に埋めるようにのせる。
天板に網を重ねて3を並べ、170℃に温めたオーブンで20~25分間焼く。マフィンがドーム状にふくらみ、竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり。
【ラッピングアイデア】
マフィンはラップで包み、紙袋に入れる。丸めたワイヤーを紙袋の上に折り込み、持ち手にする。ピックを袋の裏側まで刺し、先端をテープでとめる。
【焼き菓子をおいしくつくる3つのコツ】
●コツ1 卵とバターは常温に戻しておく
つくりはじめる2~3時間前には冷蔵庫から出しておく。混ぜやすく、乳化しやすくなる。時間がない場合、バターは電子レンジ(600W)に20秒間かけ、一度扉をあけて再度10秒間、様子を見てさらに10秒間かけると短時間で柔らかくなる。
●コツ2 粉類は合わせてざるでふるう
薄力粉やベーキングパウダーは別々にふるっておく必要はない。ココアパウダーは固まりやすいので、茶こしでふるいながら計量するとよい。
●コツ3 型を使うときは、天板に網を重ねてその上にのせて焼く
しっかり「焼ききる」のがおいしさの秘けつ。生地を流した型を天板に直接置かず、オーブン用または揚げ物用の網に置いて焼き、底までオーブンの熱が回るようにする。
このレシピをつくった人
藤野 貴子さん
フランス料理のシェフの父と、料理研究家の母の影響で幼いころから菓子づくりに興味をもつ。大学を卒業後フランスに渡り、老舗レストランでパティシエを経験し、フランス各地で地方菓子を学ぶ。現在は東京都内でお菓子教室を主宰。
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