きょうの料理レシピ
のりしじみ雑炊
のりとしじみのおいしさを余すところなく楽しめます。祝いの料理「のりふで」をヒントに進化させた雑炊。根菜がたっぷりで、体が温まります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/230 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2~3人分)
- ・里芋 60g
- ・かぶ 50g
- ・かぶの葉 適量
- ・木綿豆腐 80g
- ・ごぼう 30g
- ・こんにゃく 40g
- ・しじみ (砂抜きしたもの) 150g
- ・あごだしの素(もと) (粉末タイプ) 大さじ1/2~1+1/2
- 【A】
- ・葛粉 大さじ2
- ・水 大さじ2
- 【B】
- ・うす口しょうゆ 大さじ1強
- ・塩 1つまみ
- ・はと麦ご飯 250g
- *雑穀米、玄米、白米でもよい。
- ・干しのり 5g
- ・柚子(ゆず)の皮 (せん切り) 少々
- ・ごま油 小さじ1/2
- ・塩
- ・水 カップ3
つくり方
1
里芋は皮をこそげ、小さめの一口大に切る。かぶは皮付きのまま小さめの一口大に切り、葉は小口切りにする。豆腐は1~2cm角に切る。ごぼうはしっかり洗い、ささがきにする。鍋にごま油を中火で熱し、ごぼうをサッと炒める。塩1つまみを加えてふたをし、弱火で香りがたつまで蒸し煮にする。
2
こんにゃくは塩1つまみをふってもみ、ゆでて小さめの一口大にちぎる。しじみは殻の汚れを落とす。【A】は混ぜ合わせる。
3
土鍋に水カップ3とあごだしの素を入れて中火にかける。沸騰したらしじみを入れ、口が開いたら取り出す。火を弱めて里芋とごぼうを加え、柔らかくなるまで煮る。
! ポイント
しじみのうまみをだしに移し、身が堅くならないうちに早めに取り出す。
4
かぶ、こんにゃくを加え、5分間煮たら豆腐を加え、【B】で味を調える。
5
【A】を混ぜながら加え、とろみがついたらはと麦ご飯を加える。火を強め、3のしじみを戻し、干しのり、1のかぶの葉も加えて混ぜ合わせ、柚子の皮を散らす。
全体備考
【のりふで】
出雲特産の十六島(うっぷるい)のりを使った祝いの料理。箸でつまむと筆のようになることが名前の由来。
きょうの料理レシピ
2019/01/30
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
浅津 知子さん
島根県出雲市出身。子育てを通して食育に関心を深め、マクロビオティックの身土不二(しんどふに)、一物全体、陰陽調和という考え方を大切にした料理を多数提案。料理教室や講演会、企業の食関連事業の監修、有機農業支援など幅広く活動している。
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